「パニアケース」インプレ

今回は納車前から一番欲しかった純正オプション、「パニアケース」のインプレをしたいと思います。

アルミと樹脂で構成されておりかなり良い作りだと思います。デザインも車体と結構マッチしてますね。

取り付けは納車と同時に行ったので詳しい作業内容は分からないのですが、ステー等を見る限りはボルトオンの様です。ちなみにパニアとは別に専用の取り付けキットも必要となります。

パニアケース(左)。

パニアケース(左)の中。容量36L。アライのツアークロス3(Mサイズ)が余裕で入り、横にまだ隙間が空きます。

パニアケース(右)。

パニアケース(右)の中。容量26L。サイレンサーを避ける形状の為、左のパニアよりサイズが小さくなります。十分な容量だとは思いますがヘルメットは入りません。

シートレール横の取り付け部(銀色のパーツです)。パニア本体に付いてる二個のフックをここに引っ掛けます。

上のフックを掛けた後にこのゴムが付いたステーを嵌めます。画像を見て頂くと分かると思いますが、完全に固定されておらずパニアがある程度横に振れる作りとなっています。振動やバンク時の、「逃がし」的なものでしょうか?同社のスプリントGTのパニアもこんな作りだったと思います。

ナンバープレートの裏辺りから延びてるステー。これはパニアを固定してるわけでは無く、先端に付いてるゴムでパニアを裏から支えている感じです。ゴムが当たっている部分は既に擦れた跡が付いてます(どうせ傷だらけになるでしょうから気にしませんが)。

パニア上部のキーシリンダー。画像の状態でロックです。斜めでパニアの開閉ができ、上まで捻るとパニア上部にある取っ手が跳ね上がると同時に車体からパニアを取り外す事が出来るようになります。ちなみにパニア(トップケースも)のキーシリンダーは車体に予め用意されている物を使用する事になります。なのでメインキー一本で全てのケースを運用できます。便利ですね。

パニアを装着。車体からかなりはみ出てるの分かると思います。


以上が純正パニアケースのインプレとなります。

作りも良くカッコイイですしフィッティングも十分なんですが、ここでちょっとした注意点を。

一つはパニアの開閉についてです。

どうにも閉じる時に一度で閉め切れない事が多いのですが、だからといって勢いよくパニアを閉じようとすると、フタ側の爪部分が本来嵌る場所からずれてあらぬ所にぶつかり樹脂部分を傷つけてしまう場合があります(私は何度かやりました)。これを避けるにはフタ側をゆっくりと閉めて、「カチャ」っと軽く音が鳴る程度にロックを掛けて、そこから少し力を入れて一気にフタを閉じるとしっかり安全に閉める事が出来ました。

もう一つはパニアの積載量についてです。

容量が大きいのでついつい沢山入れたくなりますが、左右のパニアには最大積載量5kgの警告がありました。メインの取り付け部分のフックも凄いゴツイわけではないですし、軽いけどかさ張る(雨具や着替え等)物の収納に留めておいた方がいいでしょう。

防水性に関しては小雨の中を走ったけど大丈夫、というくらいの情報しかありませんのでこれは後々確認できたらまたお伝えしたいと思います。

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