「たまには地元でも走ろうツーリング」

去る3月17日に数週間ぶりにタイガーで走ってまいりました。

…まあ、正確には前日夜にも道の駅思川まで走り副社長さんと次のツーリング(24日予定)の作戦会議をしたのですがね。

さてさて、その次のツーリングはちょっと遠乗りになる予定ですので今回は近場、それも地元である田沼をたまには走ろうと思いたった次第であります。
当日の朝はかなりゆっくりな感じで9時頃に自宅を出発致しました。

まずは県道201号線を作原方面へと走っていったわけですが、ここでちょっと予定外の事態が起きました。
それに関しては下の動画をご覧下さい。



…とまあ、要するに道を忘れてて林道に突っ込んだって話ですw




・動画の最後に出た駐車スペースのそばに川が流れていたので見てました。


・冷たいけど綺麗な水でした。


来た道を戻りお次は飛駒にある根古屋森林公園に向かいました。
ここには結構いい感じのキャンプ場が有り前々から気になっていたのでその偵察も兼ねてって感じです。

・根古屋森林公園の駐車場にて。缶コーヒー飲みながらしばらく休憩してたのですが、その時何故か、「iPhoneをいかにバイクにマウントするか」について考え込んでいましたw


その後は梅田のダムでも行こうかなと思っていましたが(田沼はおろか栃木ですらないぞw)給油せずに来た為に燃料が残り少なかったので、最後は久しぶりに須花トンネルを見に行く事にしました。

この須花トンネルというのは県道208号線上に有り下飛駒と足利を繋いでいるわけですが、その現在通行できる昭和トンネルの他に須花トンネルは実はもう二つ存在しています。
その二つが明治トンネルと大正トンネルで二つとも既に通行は出来なくなっているものの、昭和トンネルの脇に未だにその姿が残っています。


・須花トンネルを下飛駒方面より。正面に見えるのが昭和トンネルで右奥の道の先にあるのが大正トンネル、左の道の先にあるのが明治トンネルです。


・まずは二番目に古い大正トンネルを見てましょう。昭和トンネルから100mちょっと歩けば見えてきます。


・こちらが大正トンネルです。柵によって侵入が阻まれています。


・中を覗いてみました。煉瓦作りのトンネルなんですね。奥に見える光は足利側のものです。


・大正トンネル足利側です。こちらも柵があります。


・次は一番古い明治トンネルを見てみましょう。ちょっとした坂道を100m程歩きます。


・明治トンネルです。やはり柵で入れなくなっていますが凄く雰囲気が出ていますよね?


・中を覗いてみました。真っ暗で何も見えません。奥に小さな光が見えますが足利側でしょうか。


・明治トンネルの歴史について書かれています。余談ですが私は小学生の時に配られた、「たぬまの民話」というマンガでこのトンネルの事を知りました。「茂平さん」の名前は今でも覚えているほど当時印象に残った逸話でありました。


・以前ここに来たのは10年近く前(高校生の頃)でしたがいつの間にか、「土木学会選奨土木遺産」というものに選ばれておりました。


手掘りの証拠であろうゴツゴツした堀り跡を眺めていたら、この岩肌は茂平さんや当時作業に携わった方々も触ったんだろうなと感慨深いものがありました。
今ではこの117mのトンネルは大したものには見えませんが、当時は本当に大変な思いで掘ったんでしょうね…。


須花トンネルを見た後はそのまま帰路に就きました。



走行距離は100kmにも満たず時間も短かったですが、なかなかに面白いツーリングでした。
たまには地元を振り返ってみるのも大事ですねぇ。


あ、上に書いた、「たぬまの民話」ですが何とネットで見る事が出来ます!
こちらから見る事が出来ますのでお暇な時にご覧になってみては如何でしょうか?


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