「田沼の奥地でお手軽キャンプ(後編)」

前編の続きです。


昨晩の宴は日付が変わる位まで続いていたのですが、いつの間にかパラパラと雨も降ってきたのもあって一同間もなく就寝となりました(一度深夜に雨音で目が覚めたりしましたが)。

私は5時過ぎに起きたのですが地面が結構ビショビショになっていて、昨夜はそこそこ降ったのが見て分かりました。


・朝は毎度おなじみの餅からスタートします。今回は四つも食べてしまいました。またしても画像が無いのですが、昨夜のトマトベースカレーに残ったペンネを入れてカレーペンネも作りました。


・meiさんからベーコンエッグを頂きました(この卵は道の駅みかもで購入したものなんですが、よく見ると「赤城たまご」と書いてありました。ご当地じゃないのね…)。


・Kさんの焚き火台を利用して余った野菜とウィンナーを一緒に炒めてみたり。


・Kさん作のロッソ・ファンタズマ…じゃなくて、ボンゴレ・ロッソを頂きました。アサリとトマトソースのパスタって事なんですがパスタは入ってません。Kさんの料理にはよくアサリが登場しますねw


・朝からガッツリ食べた後は早めの撤収を開始しました。規定のチェックアウトは9時なんですが管理の方からは12時位でもいいと言われておりました。ただ、この後の予定がちゃんと決まっていなかったので早めの行動となった次第です。


撤収を完了させ管理の方にご挨拶をしてキャンプ場を後にしました。

で、次なる行き先は根古屋森林公園と山を挟んでちょうど反対側にある「蓬山ログビレッジ」でお風呂に入る事にしました(前日に入れると良かったのですがちょっと時間が怪しい感じでしたので後回しとなっておりました)。
根古野森林公園から蓬山ログビレッジまでは近沢峠というちょっと狭いですが整備された道が通っておりますのですぐに行く事が出来ました。


・蓬山ログビレッジにて。ここは温泉以外にもアスレチック等遊べる施設もあるので家族連れが朝から結構来ておりました。


こちらの施設は宿泊施設もあるので温泉の利用は宿泊客が優先となり、その他の方はこの時期だと11時〜17時だけの解放となるそうです。
受付で一応時間を確認してみると、宿泊客の方が出ているので10時半から入れるという事で少しだけ早く入浴出来ました。


・受付の先に「蓬の湯」の入り口があります。階段を登った先の別棟が温泉になります。


・いよいよ温泉へ。お風呂は檜とタイルの二つに分かれていて時間で男女交代となるそうです。


・そして、今回は男湯が檜風呂でした。他のお客さんもいなかったので私たち3人で終止貸し切り状態となりました。


先程から温泉、温泉と言っていますが実はこの土地で温泉が湧いているわけでは無く、道の駅どまんなかたぬまの近くに源泉のある「田沼温泉」のお湯を運んできた上で加水・加熱してお風呂としています(源泉が30℃程度なので)。
道の駅の方は足湯しかありませんので、お風呂としての田沼温泉に浸かりたい場合はここや市内の幾つかの施設に行くしかないわけです。


・温泉を堪能した後は備え付けの休憩室で休憩。この後の予定を皆さんと相談したりしました。


温泉を出た時点で11時過ぎだったのでまだ何処かへ走りにいく事も出来ない事は無い時間ではあったのですが、たまにはのんびり行きますかって事で佐野の市街地にある「野村野本店」に郷土食である耳うどんを食べに向かいました。


・野村屋本店にて。佐野駅のすぐそばです。駐車場は脇にありますがお昼時って事もあって混雑しておりましたね。


・そば、うどん共に種類が豊富ですが、ここはもちろん全員耳うどんを注文致します。


・まずは私が注文した田舎風耳うどんです。メニューにも書いてあった通りけんちん汁ですね。


・こちらはmeiさん注文の耳うどん。元々、耳うどんはお正月等に食べる料理だったそうですがこちらは伊達巻やかまぼこも入って確かにお正月に出そうな雰囲気ですね。


・こちらはやぶっちさん注文の煮込耳うどんです。前の二品と違って味噌味でこれも美味しそう。


・そして、こちらがKさん注文のカレー煮込うどんです。何と餅とチーズが入った四品の中では最も異色な感じの耳うどんです。Kさん曰く「キャンプで炭水化物を食べてなかったから」との事w


耳うどんはその名前の通り、耳の形にしたうどんが入っています。見た目が気になっちゃいますが面白い食べ応え(すいとんに近いですね)であると同時に、汁が耳の窪みに溜まるので味も楽しみやすいという合理性もあったりするのです。量も多くて満足出来ました。


地元佐野の郷土料理って事で名前は知っていたのですが、実は私が食べるのはこれが初めてだったりします。
食べるまではどうなのかなとちょっと不安でしたが、いざ食べてみると味も量も満足出来る優れた一品でした。
今回は田舎風を食べたので今度は違う味も食べてみたいと思わせる料理でした。

目的の耳うどんも食べ終えて店の外に出ると空が結構怪しげな様子になっておりました。
私は10分ちょっとで帰宅出来るからいいのですが、他の方は高速でもそこそこ掛かる場所から来て頂いているので今回はこの場で解散にしましょうという事になり皆さんとそこでお別れして帰路に就きました。


・今回の走行距離。流石地元、たったのこの距離ですw


以上が根古屋森林公園でのキャンプレポとなります。

今回は初めからキャンプをメインの目的としていましたのでそれ意外では(私は)大した距離を走りませんでしたが、こういった近場でのキャンプも良いものでしたね。
参加された皆さん、遅くなりましたがどうもお疲れ様でした。


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