「ツラーテック ユニバーサルアダプターベースプレート&ホルダー」インプレ

こんにちは、雪風です。
年明けから通っていた大型免許の教習もようやく終わり少し肩の荷が下りました(まあ、免許センター行くのにまた仕事休まないといけませんが…)。


さて、先月ツラーテックに行った際に購入したツラーテック製の「ユニバーサルアダプターベースプレート」を装着しましたのでそれのご紹介をしたいと思います。



この商品は同社製の「ZEGA-RPOアルミパニア」に様々なオプション(キャニスターやボトル等)を外付けする為に必要なパーツになります。


・こちらが「ユニバーサルアダプターベースプレート」になります。「ZEGA-Pro」と「ZEGA-Mundo」共通です(ちなみに「ZEGA-PRO2」はこのベース代わりになる部品が予め付いているので必要無いみたいです)。私は左右に装着したかったので同じ物を2個購入しました。



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開封。ベースプレートとM4x8ボルト4本とM5x6ボルト1本にワッシャーとナイロンナットが入ってました。


・取説です。「ベースプレートの位置はパニアの下端から47mmの位置にして4mmの穴を空けてね」との事です。


・ボルトの取り付けについて。シリコングリスの指定がありますが防水の為ですね。


・こちらは上記のベースプレートに取り付ける「ホルダー」になります。固定する物によって色々と種類があるのですが私は「2Lキャニスター用」と「シングルボトル用」の2個を購入しました。




・まずは2Lキャニスター用を開封。3L用とは形状が違うので注意。


・この謎の樹脂パーツは何でしょね?


・取説を見ると説明がありました。


・ホルダーの四隅に嵌めて…。


・押し込んで完成。ベルトが食い込んで切れない様にする為のカバーだったんですね。


・ベルトは80cm位あるので長さは十分、というかちょっと長いです。


・こちらが同社製の「2Lキャニスター」です。樹脂製で軽量ですが強度はかなり高そうです(でないと困りますが…)。


・フタを開けたところ。圧抜き弁は無いので取り扱いには注意した方がいいですね。


・ナルゲンの1Lボトルと比較。


・横から。


・本体には「UN規格」という国際規格のマークが付いてます。この表示のある樹脂製容器はガソリン携行缶として使用する事が出来ますが、給油の際はガソリンスタンドの従業員にやってもらわないと違法になります。また、セルフスタンドの場合はお上の通達次第で従業員でもダメになっている事もあるので要確認です。


・パニアに取り付ける前にホルダーに固定して具合を確かめてみる事にしました。ベルトはバックル部分に「歯」が付いているので緩み辛くなっています。


・やっぱりベルトがちょっと長いですね。切ってもいいのですが、とりあえず隅っこにまとめておきました。


・ホルダー底面には底部サポートがあるので下に脱落はしません。


・ホルダー上面にもサポートがあります。ベルトでガッチリ固定しても多少、上下には動いてしますのですが、これがあれば余程の事がない限りキャニスターが何処かにすっ飛んでいく事は無いと思います。


・お次はシングルボトル用のホルダーです。ベルトを通すループが増えていますが内容物は代わりませんね。黒い樹脂パーツも同じ様に取り付けます。


・固定する物が違うのでベルトの長さも違うのかと思いましたが、並べてみると全く同一でした。


・試しに500mlのドリンクボトルを固定してみましたがベルトを目一杯キツくしてもすっ飛んでしまいそうです(汗)。ホルダーはアルミ製なのでボトルの形に合わせて曲げたり、余ったベルトをボトルのネック部分に縛ったりすればもう少し何とかなりそうですが…。


・今度はナルゲンの1Lボトルを固定してみました。ボトル自体が太いので500mlのボトルよりはホールド感は数段上がりました。画像は余ったベルトをボトルのフタの留め具に縛ってみたところです。


・このホルダーも底部サポートがあるので脱落こそしませんが…。


・上部にはサポートが存在しません。ナルゲンの1Lボトルでも車体がちょっと跳ねたりすると上にすっ飛んでしまう恐れがあります(なので上記の画像の様に余ったベルトを留め具に縛って上方向に動かない様にしてみたのですが…)。この辺りは固定方法を色々と考慮する必要があります。


・それではいよいよパニアへの取り付けに入ります。まずはベースプレートをパニアに合わせて4箇所の穴の位置をマーキングします。取説に「パニアの下端から47mm」との指定があったのですがあくまで参考値なので自由で構いません。ただし、あまり下に付けすぎるとパニアを地面に置いた際に底部サポートがパニアより先に地面に接触してしまいます。実際に固定するキャニスター等の位置も考慮してマーキングしましょう。


・マーキングしたら4mmの穴を4箇所空けます。最初は小さい穴を空けて取り付けるボルトが通るかどうか確認しながら穴を広げていくと良いです。ZEGA-PROは頑丈なアルミ製ですが穴は電動ドリルで簡単に空けられます。


・穴を空け終えたら四隅をボルトで固定します。取説にも書いてありましたが防水の為にネジ山にシリコングリスを塗布しておきましょう。


・パニアの裏側から。付属のワッシャーとシリコンナットで留めます。


・ベースプレートの取り付けが出来ました。同じ様にもう一つも逆のパニアに取り付けました。


・ベースプレートにホルダーを取り付けてみます。画像の様にホルダーをベースプレートのボス(突起)に引っ掛けてから矢印方向にグイッと捻ります(アルミ製なのであまり力を入れ過ぎると曲がるので注意)。


・ガチャっと固定されました。この状態からはまず外れません。


・逆にホルダーを取り外す際はベースプレートに付いているボタンの様な部分(画像の◯部分)を押しながらホルダーを矢印方向に捻ると取り外す事が出来ます。動きが渋かったのですが何度か脱着を繰り返すとスムーズにいく様になりました。


・もう片方のベースプレートにはドリンクボトル用のホルダーを取り付けたのですが、こちらは取り付けの段階で悪戦苦闘する羽目になりました。どうもベースプレートのボスの取り付けに問題があった様で(つまり初期不良)ホルダーの穴がどうしても噛み合わない状態でした。仕方が無いのでホルダーの穴部分をヤスリで少し削ったりペンチで曲げたりしながら、最終的にはホルダーの頑丈そうな部分にポンチを当ててハンマーで叩き込むという荒技に出てところ何とか取り付け出来ました。そんなノリで取り付けたので一度外すと戻すのもまた面倒な事に…。


・…という事があったのもありますが、ホルダーを頻繁に外す理由も元から無かったので付属のM5ボルトをホルダーの上からベースプレートに留めます。これでワンタッチでホルダーを外せなくなりますが、その分ホルダーの固定がより確実になります。


・車体に取り付けてみました。素敵な雰囲気になりましたね。


・ここからはちょっとしたオマケ。3Lのキャニスターには給油用のノズルが付いているのですが2Lのそれには付いていません。ちょっと給油し辛いかもと思ったのでシリコン製の漏斗を購入してました。



・この漏斗の面白ポイントは使わない時は畳んでコンパクトに出来るという点です。アウトドア用品にも畳めるコップがあった気がしますがアイディア商品ですね。


・給油イメージ。ちょっとは便利そうかな?


インプレは以上となります。

ベースプレートの不具合に関してはツラーテックの大野さんから「そういった商品もあるのでダメだったら言って下さい」と言われてましたが、別に使えないわけでは無いのでこのままで良しとしました(ナビマウントの時も同じ様な事がありましたしね…w)。

今回はセオリー通りパニアの後方に付けましたが、パニアの前方にもスペースがあるのでそこに別の荷物を固定するのも有りだと思います(タンデム時に邪魔になるかもしれませんが)。


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