「DFG レンジャージャケット&パンツ」の耐候性について

こんにちは、雪風です。

相変わらず寒い日が続きますが、週明けから少しだけ気温も上がる様なのでちょっと嬉しいです。

 

さて、DFGのレンジャージャケット&パンツを使い始めてから半年以上経過しましたので、実際の仕様に基づいた耐候性等のインプレをしたいと思います。

 

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◯耐暑・耐寒性

使い始めたのがちょうど夏でしたのでまずは耐暑性から。

基本的にライナーは全て取り外し、ベンチレーションも全開にする事で真夏も乗り切る事が出来ました(暑くないとは言ってないw)。

ベンチレーションが沢山付いているので、状況によって開閉を部分的に行う事で冷え過ぎない様に出来るのは良いですね。

内側のメッシュはこの商品に限らず汗をかくとベタつくので、速乾性のあるロンTやタイツを着用すると快適性が上がります。

 

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 次に耐寒性ですが、 私の場合は上下とも防水ライナーを装着し、ミズノのブレスサーモ(極厚)+フェニックスのOutlastアンダーウェアだけで気温一桁台は「まあ、耐えられるレベルかな?」と思いました。 

防水インナー込みでサイズ合わせをすると、どうしてもレイヤリングの選択肢が狭まってしまうんですが、防水インナーが構造上保温性もあるのでこれもウェアの一部として考えた方がスマートかもしれません。

 

なお、ジャケット・パンツ共に付属のサーマルインナーは使用していません。

これ以上中に着込んでしまうと、ただでさえ防水インナーでゴワっとしているのに、更に運動性が阻害されてしまいそうなので今のところ未装着としています。

 

 

◯防水性

購入前から気になっていた要素である防水性についてです。

幸か不幸か、昨年の北海道ツーリングでは連日の雨に見舞われましたので存分に実地テストを行う事が出来ました。

 

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まず、結論から言うとウェア自体の防水性は「ほぼ無し」です。

これは公式ページにも「簡易防水」と書かれている通りですので、「小雨に短時間は耐えられる程度」くらいに思っておくと良いです。

で、肝心の防水インナーの性能ですがこれは「そこそこ」の性能で、長時間の雨の中の走行でも「そこそこ」耐えられます。

この「そこそこ」というのは、「簡単には濡れないが、中を完全にドライに保つ事は出来ない」という具合になっています。

防水インナー自体は文字通り防水性を持ってはいるのですが、ウェア自体が雨でグショグショに濡れてしまうとそこからの水がインナーに浸透してしまうイメージです。

 

…とは言え、下着まで完全にビショビショに濡れてしまう程には濡れませんでしたし、雨の中を2〜300km連続走行するという、ちょっとシビアな条件下での運用でしたので、レインウェア代わりに着るみたいな使い方でなければ出先での保険としては十分な性能ではないでしょうか。

 

◯総評

「結局どうなのか?」と聞かれたら、私は「買って正解だった」と言えるレベルです。

 

ウェアのインプレ記事でも書きましたが、縫製は弱い所があって気を使う所も有りますし、前述の通り防水性も完璧ではありません。

オールシーズン&ウェザーという要求は非常に難しいもので、本来は状況によってウェアは使い分けるべきだと思います。

 

しかし、走る道を選ばない「アドベンチャーバイク」というカテゴリーに乗るに当たって、様々に変化する状況を「有る程度」許容してくれるウェアとしてのコストパフォーマンスは優れているとは思います。

 

…あと、デザインが良いのも重要なファクターですw

 

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