こんにちは、雪風です。
連日、夏と勘違いしてしまう様な日が続いてまいってしまいますね…。ι(´Д`υ)アツィー
さて、今回のネタは先日購入した「メスティン」と「アルコールバーナー」を使って炊飯にチャレンジしてみたというお話です。
「メスティン 炊飯」みたいなワードでググってみると、最近のトレンド(?)としては「メスティンと固形燃料を使って炊飯する」というのが一般的でよくオススメされている様です。
固形燃料がオススメされている理由としては、「手軽」で「簡単」、そして「燃焼時間が決まっている」ってところが大きなところではないでしょうか?
実際に私もそう思ったので手持ちのエスビットで試しにやってみようかと思ったのですが、どうもそれでは面白くない(+買ったばかりのギアを使いたいw)ので敢えてここではアルコールバーナーを使って炊飯をしてみようと思った次第です。
・今回使用した道具はこちら。メスティン、アルコールバーナー、そして五徳の代わりにヴァーゴのヘキサゴンウッドストーブを使いました(下に敷いているのは快速旅団製の防炎スタッフサック)。着火には所謂チャッカマンタイプのライターが便利です。
・今回は「無洗米1合」を炊きます。水の分量は何パターンか試してみて「200ml」が最適でした。米を水に浸けて「30分」放置します。
・アルコールバーナーに入れる燃料は3分の2程度とします。これで大体20〜25分くらい燃焼します。アルコールバーナーの特性上、燃料が足りなくなったからと言ってすぐさま追加の燃料を投入できない(高熱状態のバーナーに燃料を投入すると危険です)ので気持ち燃料は多めの方が結局失敗しないと思います。
・早速炊飯開始…って最大火力でこの距離は近過ぎる!w
案の定、このやり方では炊飯はそれなりに出来たものの、メスティン内側の底中央部分にお焦げが出来てしまいました(擦ればすぐ落ちる程度でしたが)。
仕方がないので次の炊飯からは手持ちの「バーナーパッド」を追加してみました。
・昔から使っていた「バーナーパッド+焼き網」の組み合わせにより火との距離が出来て擬似的にとろ火っぽくなりました。バーナーパッドでかなりの火が遮られているのですが、その分の火は横方向等に拡散されるので火傷に注意しましょう。
火にかけたら「20分間放置」します。途中で蓋を開けてかき混ぜるとかはしません。
・20分経過したら火から下ろし、適当な布(保温用)でメスティンを包んでから逆さまにして更に「15分」放置します。
・15分経過。蓋を開けるとご飯が出来てました!
・米も立っていますし芯も無くふっくらと出来上がりました。もちろん底にお焦げもありません。
以上、メスティンとアルコールバーナーによる炊飯チャレンジでした。
行程を振り返ってみると固形燃料のやり方と所要時間は大して変わっていないので、完全に好みので使い分けて下さいって感じになってしまいました。
ただ、どちらの方法にも共通して言える事は「如何に楽して炊飯するか」ってところで、ここが一番重要なポイントかなと思いました。
作業途中の「蓋を開けないで放置」ってところがその最たるものでして、普通の飯盒炊飯は「吹きこぼれたら一度蓋を開けてかき混ぜる」とか「はじめちょろちょろなかぱっぱ」の様なセオリーみたいのがあってそこが面倒だったりしますよね。
※「はじめちょろちょろなかっぱ」は間違いって説も有ります。ちなみに私は「はじめぱっぱなかちょろちょろ」派でしたw
私がここ数年のキャンプで炊飯をしなくなったのは単純に飽きたってところもありますが、何より炊飯自体が面倒になったのが一番の理由だと思います。
上記の方法なら時間を計るだけで後は殆ど放置なので、これなら炊飯中に別の作業しててもいいですし、またキャンプで炊飯をやってみようかなという気にさせられました。
…何よりご飯は美味しくて嵩も有り、色々なオカズと併せたり出来て便利ですしね。