※8/11追記。新情報が来ました!こちらもご覧ください。
こんにちは、雪風です。
連日の雨予報を見ると梅雨に突入したんだなあって感じになりますね。
さて、今回は2020年に発売されそうな「新型タイガー800」のお話です。
新型タイガーの話自体は昨年の11月に「MCN」でスパイショットが報じられてはいたのですが、その後の音沙汰が無い様なので、タイガー800乗りの視点から情報を精査しつつ勝手に予想してみたいと思います。
・MCNのスパイショットより。この手の車両の外装はやっつけで付いてるだけなので参考にはなりませんが、細かい所で幾つか気になる箇所がありますね。
(1)エンジンが900ccにアップ?
これは可能性大だと思います。
ここ最近のバイクは、2020年から導入される「EURO5」の規制に対応する為の一つの手段として「排気量アップ」を実施しているメーカーが多いです。
これは「排ガス規制に対応したいが、エンジン出力は落としたくはない」という考えから、出力アップの為の排気量アップでは無く、余力を増して規制を逃れるというものの様です(結果としてパフォーマンスは上がっている訳ですが)。
アドベンチャーバイクの括りだけでも、BMWのF850GS、R1250GS、ドゥカティのムルティストラーダ1260などがその例ですね。
更に次期アフリカツインも1,100ccになるとの噂もありますし、タイガー800もこの流れに乗る事になると思われます。
(2)チューブレスホイール化?
これは先のスパイショットからの推察となりますが可能性は大きいと思われます。
画像から察するに、タイガー1200やBMWで採用しているハブ側にニップルが付くタイプのチューブレスホイールみたいですね。
KTMは新型の790アドベンチャーでもチューブレス化(こちらはリムの内側にテープを貼るタイプ)を行ってますし、またもや次期アフリカツインもチューブレス化の噂もあり、これも時代の流れって事でタイガーもチューブレス化となりそうです。
(3)タンデムステップが別体式に?
タイガー800に乗ってない方は「わざわざ取り上げる事か?」と思われるかもしれませんが、わざわざ取り上げる事なんですw
2011年にタイガー800が発売されてから今日まで、タイガー800のタンデムステップはサブフレームに溶接されておりました。
これの何が問題かと言うと、コケると悲惨な事になるんですよ、サブフレームが…。
・こちらは忘れもしない2014年のノースアイランドラリーのDAY3、海岸沿いのダートをいい感じのスピードで走っていたら転倒、タンデムステップがサブフレームを押す様な形になってしまい後々、溶接し直す事に…。
…このタンデムステップ問題、他のタイガー800オーナーの方も問題視されていた様ですがそれは海の向こうでも変わらなかった様で、タイガー800も遂に別体式となる様です(タイガーエクスプローラーは別体だったので今更過ぎですがw)。
(4)足回りの変更は?
これは画像ではよく分からないんですが、MCNによると「長いサスペンションと新型のリンクでシート高を低くしつつトラベル量を確保」(意訳)とあります。
タイガー800はWPのサスになってから凄く良くなったと聞きますし、大きなサスそのものの変更は無く、足付きの改善等に留まるんじゃないかなって感じでしょうか。
(5)その他の電子装備などは?
これもスパイショットからは何も分からないので完全な妄想となりますが、新たに追加されそうな電子装備は…無いんじゃないかと思います。
現行のタイガー800は流行りのTFT液晶メーターに始まり、ライド・バイ・ワイヤ、クルーズコントロール、トラクションコントロール、走行モードetc…と、様々な電子装備が満載になっています(私のタイガーはABSしかありませんが!w)。
敢えて来そうな電子装備はと言えば、これまた最近流行りではありますが、スマホやインカムとのBluetoothでの連携とかでしょうか?
以上、新型タイガー800の私的予想でした。
排気量アップは確実っぽいので次の名前は「タイガー900」とかでしょうか?
モデルも今まで通り、XCとXRの路線は変わらないと思います。
次期的にもそろそろ発表となってもいいとは思いますが、さてさて、どうなる事やら…。( ´ー`)y-~~