こんにちは、雪風です。
お盆休みも始まり皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
私は休みがほぼ無い上に、期待のニューマシンも不具合の修理が終わらず納車は休み明け以降にずれ込む事ととなりました…。(´・ω・`)
さて、先日MCNで新型タイガーの新たなスパイショットの記事が公開されました。
以前の情報ではまだまだ試験段階といった感じの見た目でしたが、今回はかなり市販状態っぽい感じに仕上がってきた様に思えます。
MCNの記事を翻訳した上で情報を再び精査してみたいと思います(※意訳がかなり入りますので予めご了承下さい)。
新型タイガーの排気量は887ccに?
MCNの記事によると「既存のタイガーのエンジンはライバル車に比べて下回りが弱い(?)ので、タイガーのエンジンのヘッドをストリートトリプル(765cc)のシリンダーに合体させ887ccを得る事でそれをカバーしつつ、トップエンドでは100馬力を超えてくる可能性が有る」との事です。
元々、タイガーの800ccエンジンはデイトナ675のエンジンをベースにロングストローク化して開発された経緯がありますが、今回はストリートトリプルのエンジンをベースに作るのでは無いかという事ですね。
新型のデイトナも765ccという事で部品の共有化も出来ますし、これは信憑性が有りますね。
また、エンジンのアップデートに伴い、ライバルであるKTMの790アドベチャーやBMWのF850GSのトラクションコントロールやABSの様にIMU(慣性計測ユニット)ベースの電子制御に置き換わるのではないかとの話も有ります。
新型タイガーはフレームとサスを一新?
画像でも分かる様にメインフレームが一新され、シートフレームとステップ(問題のタンデムステップも)がボルトで固定される別パーツとなりました。同時にスイングアームも形状が変わりましたね。
また、現行のタイガーに装備されていたWP製のサスペンションは新型ではSHOWA製になる様です(フロントのアウターチューブにロゴが付いてますね)。
ホイールトラベルは250mm(790アドベンチャーRですら240mmなのでクラス最高長ですね)になる可能性が有り足付きはあまり良くないので、車体をスリムにしリアタイヤは17インチのままとの事。
気になっていたチューブレスホイールは確定の様で、BMWと同じ形式のリムに見えますね。
ブレーキはフロントしか見えませんがBrembo製でリザーブタンクが別体ですね(ここは市販で変わるかもしれませんが)。リアは変わらずNissin製でしょうか?
新型タイガーはTFTメーターも新型に?
現行タイガーも流行りのTFTメーター(5インチ)を装備していますが、新型では更に大型化した第三世に変更となる模様です。
上の画像を拡大してみました。非常に荒くて申し訳ないですが、形状が変わり表示も大きくなっているのが分かります。パッと見で6インチ以上は有りそうですね。
新型タイガーの気になる発売日は?
で、一番気になる発売日ですが、そもそもメーカーが何も公表していないので現状は「不明」の一言ですね。
スパイショットの感じからして量産車の形はかなり固まってきた様には思えますが、現行のタイガー800が発売されてから2年しか経過していないので発売はまだ先じゃないのかって事が記事元には書かれています。
ただ、この所のライバル社の新車攻勢に対して、型遅れの車両を販売し続けるのはあまりよろしくないとは思いますので、私個人の意見としては販売はそう遠くではないのではと思います。
(追記)遂にタイガー900発表されました。詳しくはこちら。