こんにちは、雪風です。
朝晩の気温もかなり下がり、ようやく秋っぽい気候になってきました。
さて、今回はKTMのパワーパーツ(名前がカッコいい純正オプションです)である「エアフィルターダストプロテクション」(品番:6070892000)のインプレをしたいと思います。
名前だけ見るとよく分かりませんが、所謂「プレフィルター」という物で車体側のエアフィルターの前方に取り付けて、大きな異物や埃をここで予め防いでしまおうという代物です。
元来、こういったパーツは砂埃の多いオフロード用で舗装路等を走る時は必要が無い物ではありますが、見た目半分・エアフィルターのメンテサボりスパン延長の為に今回はwebikeで購入してみました。
・プレフィルター本体と取り付け具のみシンプル構成。なお、適合は2017年以降の1290スーパーアドベンチャーSとRとなります。
・スポンジのフィルターがプラの枠に挟まれているだけです。フィルターの型を取って汎用のフィルターを挟んで色を変えたりしても面白いかもしれません。
・取説は画像付きで分かり易いですね。
・早速取り付けてみます。ヘッドライト左右にインテークがありますが、その前方のボルトを外します(トルクスのT30です)。
・付属のカラーをプレフィルターの穴にはめ込みます。ちなみに、フィルターの枠はこの状態ではほぼ固定されていないので、取り付ける前にスポンジがズレない様に注意しましょう。
・プレフィルターをインテークの枠にはめ込んで付属のボルトで固定します。何故か付属のボルトは六角w
・反対側も同じ様に取り付けて作業完了。とても簡単ですね。しかし、ボルトは黒色の方がよかったなあ…。
・初めから付いてそうなとても良いデザインです。合いも問題無し(インテーク下のカバーがズレてますが気にしないで下さいw)。
・カッコイイですね。
取り付け後、数百km乗ってみましたがプレフィルターが抵抗になってエンジン出力がどうこうというのはありませんでした(キャブなら兎も角、最新のインジェクションなら補正範囲内か…)。
メンテに関してですが、パッと見で汚れてきたらスポンジを取り外してその都度清掃って感じで良いと思います。
スポンジ単品で発注は出来ない気もするので、ヘタってきたらAssy交換か前述した様に汎用品を加工して挟む形になると思います。
また、構造上排水が芳しくない様にも見えるので、雨天走行時は兎も角、洗車時はテーピング等をして直接水をかけない様にした方がよいかもしれません。
…取り外し面倒なので工具無しで回せるボルト探そうかな。
(追記)モノタロウで丁度良さそうなボルトを発見したので導入してみました。
・小西製作所のセブンロブノブステンレスという製品。M5でピッチ0.8、取付長が25mmになります。単品売りなので2個購入。
・装着するとこんな感じです。目一杯回すとノブ部分がフィンに少し干渉してしまいます。削った方がスマートなんですが面倒だし、フィン自体は軟質パーツなので押しちゃってますw