こんにちは、雪風です。
バイクで遠出すると大体何がが壊れますw
本日はいよいよ下北半島に入っていきます。
・朝食はホテルのビュッフェになります。昨夜は主食も無かった控えめ食でしたので朝は割とガッツリです。郷土料理のせんべい汁も頂きました。余談ですが、ビュッフェの時はマスクとビニール手袋の着用を客側にお願いする等、ホテル側の感染対策はちゃんと行われておりました。
・ホテルを出発してまずは六ヶ所村方面を目指します。小川原湖を西から迂回して国道394号を北上していきます(画像は青い森鉄道の乙供駅です)。
・私と言えば放射能、放射能と言えば私(勝手に言ってるだけですw)と言う事で六ヶ所村にある「六ヵ所原燃PRセンター」に来てみました。六ヶ所村で原始燃料サイクル施設を操業している日本原燃が経営している資料館的な施設です。ちなみに無料で見学出来ます。
・建物内は資料館と言うより実際の関連施設の内部を再現した感じになっております。廃炉資料館とは趣が違って(立場上当たり前ですが)これはかなり楽しめる作りですね。
・施設内は使用済み核燃料のサイクルを順路を追って見学していく形です。備え付けのボタンを押すと音声や映像、時には再現機器が稼働して詳しく説明してくれます。
・燃料棒の集合体が展示されていました。この中に大量の燃料ペレットが詰め込まれているんですね。
・建物は立体構造なので上から展示物を眺めて楽しむなんて事も。
・使用済み燃料からウランやプルトニウムを取り出す溶解層。ボタンを押すと機会が回転し、使用済み燃料の模型がバラバラと送り込まれて仕分けていく様子が見れます。
・マニピュレータを操作してガラスの向こうの星形の何か危険そうな物を掴んだり出来ます。割と直感で操作出来て楽しかったです。
・砕かれた燃料を追いかけて階段を登ったり降りたり。
・使用済み燃料のサイクルの行き着く先は現状、結局埋めるしかないのでその辺りの説明と展示も有りました。
・保管場所は兎に角、何重にもガチガチに固めてますよ〜って説明です。
・ステンレスは保管容器等でも結構多様されてる優れたマテリアルっぽいですね。
・地層処分の防護策について。ガチガチ過ぎて何が何だかよく分からない状態になってますねw
・画像が傾いてる…ではなく、地中での保管の再現です。ドラム缶を一つ一つ離した上で、コンクリートで固めて埋めてる訳ですね。どうでもいいですが、このドラム缶一つ欲しいです。
・解体した東海原発の構造体を再利用したベンチの展示。安全性を確認した上で再利用されているとの事です。もしかすると、街中にこのリサイクル品で作られた構造物等があるかもしれませんね。
・コロナの影響だと思いますが体験出来なかった燃料棒の組み立て作業ゲーム。ペレットを燃料棒に入れていきタイムを判定するっぽいです。これ凄くやりたかったなあ…w
・原燃輸送(株)の使用済燃料運搬船の模型。積載量は3,000t。
・実は後から知った話ですが、この施設には2階と3階があって(見学したエリアは地下と1階だったんですね)それぞれ放射能等についての説明エリアと展望台があったそうです。当時は全然気付きませんでした…。(;´∀`)
・原燃PRセンターを後にし、お次は尻屋崎を目指します。この辺りから道の雰囲気が北海道っぽくなっていきます。
・尻屋崎の手前にて。
・尻屋崎灯台に到着しました。
・灯台に到る道と灯台周辺は寒立馬(かんだちめ)という馬が放牧されています。この地でしか会えない天然記念物で現在は40頭程度生息しているそうです。
・尻屋崎は見事な景勝地でした。
・尻屋崎灯台から少し戻った所にある「やまだい」で昼食としました。
・店内はこんな感じです。
・メニュー。ノリは町の定食屋って感じですね。
・地元の名産品、東通牛を使ったとろ牛カレーを頂きました。文字通り柔らかいお肉で美味しかったです。
昼食も頂いたところで本日最後の目的地、むつ市へ向かう事になります。
・県道6号をのんびりと走って1時間足らずでむつ市に到着しました。画像は大湊線の下北駅。お隣の大湊駅より僅かに北にある本州最北端の駅、「てっぺんの駅」になります。
・懐かしのマンキンの原画展が開催されている様です。
・下北駅に本州最北端を譲る事になったので「てっぺんの終着駅」の名前で少しでもアピールw
・本州最北端の駅も見れた事で2日目の移動は終了。2日目の宿、ホテルユニサイトむつに到着しました。
・本日はホテルの敷地内に駐車する事が出来ました。走行距離は180kmと控えめな距離に納まりました。
・室内は初日に比べてちょっと狭くなりました…というか、副社長さんのベッドが補助ベッドとなってしまいました。(;´∀`)
・一息ついてから今夜もお出かけです。
・「酒遊海峡 善」というお店に来てみました。
・1階はカウンター風で2階は座敷になっていました。
・注文は今風のタブレットで行う形式でした。追加注文し易いのでこういったお店には非常にマッチした手法だと思います。
・突き出しが3品も。良いですね。
・とりあえず焼き鳥頂きました。
・正に肴と言った感じの鮭とば。「とば」の語源はアイヌ語の「トゥパ(鮭を身おろしたものを更に縦に細かく切って乾かしたもの)」から来てるとか。
・こちらはむつ市の名物料理らしい「みそ貝焼き(みそかやき)」です。火にかけられた貝殻の上に様々な具材が乗っています。
・ある程度つゆが煮立ったところでかき混ぜて完成(だと思います)。元々、献立を考えるのが面倒だったので考え出された一品だそうですがこれも立派な料理なんじゃないかなと思いました。これもやはりご飯のお供と言うよりは肴の類かな?
3日目に続く。