こんにちは、雪風です。
早いものでもう12月。事故から一年近くが経過してしまいました。
さて、今回はDFGから11月中旬に発売されたばかりの「ウィンターライドグローブ」を購入したのでインプレを行いたいと思います。
昨年の事故の際に身につけていた冬用グローブ(コミネ製)は処分されてしまっていたので新調しないとなあと思っていたのですが、バイク復帰した今年の5月は寒さもほぼ無く、ここ最近もグリップヒーターで何とか乗り切れてしまっていたので用意するのが少し遅くなってました。
当初は再度コミネで考えていたのですが、たまたまDFGのページに新製品の冬用グローブが載っていたので、「折角なら冬用グローブもメーカー併せるか」と購入した次第です(後は単に安かったって点もありますが…w)。
・防風/透湿生地の表皮はツルッとした感じです。カラーはブラックとグレーの二色となります。レンジャージャケットに併せてグレーにしてみました。
・プロテクションは手の甲にソフトタイプのナックルガードが付くのみ。サイズはレンジャーグローブがMで丁度良かったので同じにしましたがこちらも同サイズで問題ありませんでした。
・手のひらはスエード調の合成皮革です。結構薄めの作りで操作性とグリップヒーターとの相性が良いとの事。滑り止め等はありませんが、グリップ力は街乗りレベルなら問題無いと思います。
・個人的な事ですが、ショートタイプのグローブなので腕時計との干渉がほぼ無いところが地味に良いです。ロングタイプは防寒性が高まりますが、腕時計が内側に入り込んでしまうのがネックなんですよねえ…。
・両手の親指と人差し指がスマホ対応の作りになっています。親指はご覧の通り指の腹まで生地が貼ってありますが、人差し指は先端部分だけになっています。人差し指でスマホ画面をタッチする際は、爪の先で押す様に操作しないと反応し辛いので注意。
・グローブ本体はオフグローブとネオプレーンのそれを足して二で割った様な感じの着け心地で非常に操作性は良いです。冬用グローブは基本的にゴワついて動かし辛い物が多いのでのでここはメリットです。
そして実走テスト
気温4℃くらいでスタートしてから30分。日が高くなってきて7℃くらいまですぐに上がってきてしまいましたがそれほど寒さを感じませんでした(ナックルガード有り)。
1時間くらい走ったところで少し小指の先が冷たくなってきたので、グリップヒーターを最小レベルでオン。薄型設計の手のひらは瞬く間まに温まりました。
そこから更に数時間、日が暮れて気温の低下と日照がほぼ無くなるとグローブ全体(手の甲側)も冷えてきたので再びグリップヒーターをオン。やはりすぐに温まるものの、今度は最小レベルでも少し熱く感じる様になってしまい、熱伝導の良い薄型設計もそれはそれでデメリットがあるのだなあとちょっと感じました。
半日使った総評としては、「防寒性とプロテクションを若干犠牲にしつつも、操作性に重点を置いたウィンターグローブ」という感じでした。
正直なところ、このグローブを真冬のウィンターグローブとしてそのまま運用するには防寒性が低く、短時間の走行を除いて厳寒期では厳しそうな感じがしました。
このグローブのウリはやはり操作性の良さなので、防寒・防風性に関してはナックルガードとグリップヒーターで補ってやるのが正しい冬季での使い方なのではと思いました(嵩張らないのでハンドルカバーとの組み合わせも良さそうです)。