タイガーのバッテリーを交換しました

こんにちは、雪風です。
ゴールデンウィークが既にスタートしていますが私は平常運転です。


さて、今回はタイトルにある通りタイガーのバッテリー交換の話題なんですが、そもそも何でバッテリー交換する事になるかと言いますと話は4月3日まで遡ります。
その日はちょっとタイガーでお出かけしようといつも通りエンジンをかけようとしたわけですが…。





キュルッ…。





シーン…。





キュルッ……。





シーン……。





バッテリー\(^o^)/オワタ!!





…とまあ、そんな事がありましたのでその時は仕方なく我がヴィッツ号を使ってジャンプスタートしてお茶を濁しました。



その日は出先で再始動不可能になる事もなく帰ってこれたのですが、その後再び放置してたのもあって本日エンジンをかけようとしたところ…。





シーン…。





バッテリー完全に\(^o^)/オワタ!!





遂にセルが回らない完全死亡状態になってしまいました…w

まあ、乗り出してからもうすぐ4年になりますし、交換するにはちょうどいいかなって感じでもありましたからね。


で、最初のバッテリー上がりの時点で既に調達しておいたのが「SUPER NATTO(スーパーナット)」の「STX16-BS」でございます。
Amazonでタイガーの純正バッテリー(ユアサ製)の型番「YTX16-BS」で検索してみたら一番上に出てきたのですが、評判も悪くなくお値段も4,000円ちょいと安かったのでポチってみました(YTX16-BS、FTH16-BS、YTX20A-BS互換との事です)。




・こちらが外箱でございます。日本語の表記もあるんですが一体どこの国で製造したんだろうか…。


・内容物です。バッテリー本体、電解液ボトルが2セット、ターミナル用のボルトとナット、取説に保証書となります。保証書は「6ヶ月」の欄にチェックがしてあったので、念の為に領収書と一緒に保管しておきます。


・取説。ちゃんと日本語とカラー写真付きで密封型と開放型の説明がありますがちょっと説明が不十分な気もするのでネットで検索したりして補完しましょう。


・では早速バッテリー交換をしたいと思います。(ここから書く必要も無いと思いますが一応)バッテリーにアクセスする為にはシートを取り外す必要があるのでテールランプ下の鍵穴にキーを入れて右に回します。


・するとパッセンジャーシートとライダーシートが取り外せまして、バッテリーやヒューズボックスにアクセス出来るようになります。


・それではバッテリーを取り外します。この手の話題のお約束とも言えますが「バッテリーを取り外す時はマイナスから」取り外します。


・マイナスを取り外した後にプラスを取り外し、バッテリーホルダーを外すとバッテリー本体がスポッと抜けます。


・取り外した純正バッテリーとスーパーナットのバッテリーの比較。寸法や形状は殆ど同一と言っていいと思います。


さてさて、今まで何度もバイク用のバッテリーを購入した事はあるのですが、液入れ済みのバッテリーしか購入した事がなかったので、自分で電解液を入れるタイプは今回が初めてになります。
ここからはちょっと危険な作業なので通気の良い場所で作業しましょう。


・まずはバッテリーの上にある赤いテープを剥がします。


・テープを剥がすと注入口が出てきました。直列6気筒ですね(違う)。


・画像右側にある電解液ボトルの中身をバッテリーに入れるわけですが、ボトルの口に付いているアルミカバーは剥がさないでおきます。また、画像下に写っている黒い物体(密封栓)はこの後使いますので大事に取っておきます。


・穴の位置を確認してから…。


・ボトルを垂直に立てて上から両手でしっかりと掴んで押し込みます。結構力を入れる必要がありますが、上手くいくと「パキッ」という音(アルミカバーに穴が空く音です)がしてボトルの中身がバッテリーに入っていきます。


・全部のボトルの中身が均一に入っていく必要はありませんが、泡が出ていない(ちゃんと入っていない)ボトルがないか確認する必要があります。進みが遅いボトルは手で押してみたりすると良いでしょう。


・取説には「ボトルが複数ある場合は全部入れて下さい」と書いてあったので2本目も同じ要領で入れます…が、正直待つのが面倒なのでボトルの上に画鋲で穴を開けて一気に注入してしまいました(この方法は早いですが自己責任でお願い致します)。
また、ボトルをバッテリーから取り外す時に電解液が滴れる恐れがありますのでご注意を。もし垂れた場合はしっかりと拭き取ったり水で流したりしましょう。


・ボトルを2本とも全て入れて終えたら「蓋を閉めずに」20分ほど放置します。こうする事によって電解液がセパレーターに浸透してバッテリーが使用できる状態になるそうですが、1時間以上放置してしまうと今度はバッテリーの寿命を縮める事になってしまうので注意です。


・20分ほど放置した後、先ほど出てきた密封栓をバッテリーの注入口に取り付けます。片側から順々に嵌めていくのではなく、水平に押し込む必要があるそうのでその通りに取り付けます。物によってはハマり辛くプラハンで叩く場合があるみたいですが、このバッテリーは難なくすんなりと取り付けられました。


・電解液を入れた後はバッテリーをより長持ちさせる為に初期充電を行います。今回は以前から所有していた「BAL(大橋産業)」製の充電器を使用しました。



※上のリンクの商品は形が少し違いますが品番も同じなので同一商品の後継機だと思います。


・バッテリーのプラス端子に赤いクリップ、マイナス端子に黒いクリップを挟みます。今回は初期充電なのでこの状態ですが、バッテリーをバイクに装着したままでも使用できます。


・コンセントに電源プラグを差し込むと「待機」ランプが点灯するので「モード選択」ボタンを押して「オートバイモード」(バイクのマーク)を選択します。すると数秒後に「CHARGE」ランプが点灯し自動的に充電がスタートします(「オートバイモード」モードでは「0.8A」で充電が行われます)。
また「バッテリー活性化機能」という機能が付いており、バッテリーの端子電圧が「7.5V〜10.5V」の場合、自動的に活性化充電を行い電圧が10.5V以上になると通常の充電に切り替わるそうです。


・充電完了後は自動的にストップしてくれる(正確には微電流が流れて保持充電が行われている)のでそれまで風呂掃除をしたり買い物に出かけたりして約5時間後に確認してみると「FULL」ランプが点灯し充電が完了しておりました。


・電解液を入れて初期充電を行ったのがこのバッテリーの使用開始日となりますので本日の年月日を記入したテープを貼っておきます。


・後はバッテリーをバイクに取り付けるだけです。ここでも重要なのが「バッテリーを取り付ける時はプラスから」取り付けます。「バッテリーはマイナスから外してプラスから付ける」です。


・プラスを取り付けた後にマイナスも取り付け、バッテリーホルダーも忘れず取り付ければバッテリー交換完了です!当たり前ですがバッテリー本体はキチっとホルダー内に収まっております。


バッテリー交換が終わったらドキドキの(?w)エンジン始動タイムです。
キーを回しイグニッションON、恐る恐るセルボタンを押すと…。





キュキュッブォォォォン!!!!




ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ





無事に始動しました!(しないと流石に困りますけどw)

セルの音からしてもバッテリーが完調なのが分かりましたね。
後はメーターの時計を設定しなおして作業は終了です。


先ほども書きましたが今回は初めて新品のバッテリーに電解液をバッテリーに入れる作業から行ったわけですが、特に問題も無くこなす事が出来て良かったです。

ただ、バッテリーは今の時点で好調でも今後はどの様になっていくか分からないので気を付けて取り扱っていく必要がありますね。


来週はタイガーミーティングに備えてタイガーのオイル交換する予定でございます。


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