こんにちは、雪風です。
10月も本日で終わりですが冬の足音が少しずつ聞こえてくる様になりましたね。
さて、気づけば2ヶ月ぶりの更新になってしまいましたが、ただ単にネタになる様な事が無かっただけで1290はちょこちょこと乗ってはおりました(房総半島半日でほぼ一周とかアホな事もやってましたが、本当に走ってるだけでブログに書く様な内容ではありませんでしたw)。
・マジで苦行でしたw
で、今回は1290のバッテリーを交換しましたというお話です。
以前から「1290は冷間時にエンジンが掛からない」という問題を発信しておりましたが、先週の日曜朝に遂に始動不可となりました。
気温8℃程度だったと思いますがセルが回り切らずアウトな感じになってしまいました(メーター上の電圧は12Vですがパワーが明らかに足りてません)。
自宅のガレージに入れている間は常に充電器に繋いだままにして何とか誤魔化せていたんですが、このところの寒さもあっていよいよバッテリーの寿命になってしまった様でした。
・ちょっと悩んだんですが今回はケチらずにユアサの国産品(YTZ14S)を購入しました。暗電流などでバッテリーに負荷が掛かってる可能性があるので、少しでも信頼性の高い物が良いかなあと思った次第です。
・難しい作業ではないのですがネタが無いので工程を書いていきます。とりあえずシートを取り外すとバッテリーのカバーが出てきます。
・カバーのロック部分を矢印方向に押すとカバーが開きます。余談ですがこのロックをよく逆方向に動かしてしまうのは私だけでしょうか?
・カバーを開くとバッテリーとご対面。工具無しでアクセス出来るのは良いと思います。
・バッテリーを取り外します。ターミナルボルトが六角穴付きなのは珍しい様な気もします。この手の作業で100万回くらい言われている事ですが、「マイナスから外してプラスから付ける」のをくれぐれもお忘れなく。
・ターミナルボルトを外せばバコっとバッテリー本体が引っこ抜けます。
・バッテリーが嵌っているゴム製のケースも固定されていないので簡単に外せちゃいます。
・取り外したバッテリーの製造年月日をチェック。メーカーや形式で表記方法及び位置が変わりますが、ユアサのこの型は本体上部側面に打刻が有ります。左から日/月/年と並んでいるのでこの純正バッテリーは「2017年8月2日」となります。4年落ちなら素直に寿命と諦めた方が無難ですかね。
・こちらが新調したバッテリーの製造年月日です。「2021年7月2日」と製造から3ヶ月ちょいという事ですね。長期在庫品引かなくて良かった…。( ´ー`)y-~~
・新しいバッテリーを取り付けます。1290のケーブルはプラスマイナスそれぞれ2本取り付けますが、平たい座面の方が下側になります。ちなみに、ターミナルボルトとナットは新品のバッテリーに付属していた物に交換しました(単純に新しい方が良いのと、+穴のボルトの方が使い勝手いいですしね)。
・バッテリーを取り外したのでメインスイッチをオンにすると時間と日付の設定を要求されます。
・ハンドル左のボタンで設定します。上下で数字を動かしSETで項目移動、設定が終わったらリターンボタンでメイン画面に戻ります。
・バッテリーを取り外すとシートヒーターの設定がOFFになる(メーターのアイコンが消えて操作出来なくなる)場合が有るので、その際は「PREFERENCES」の「HEATED SEAT」の項目からチェックしてみましょう。
・取り付けた時点で電圧は12.1V。高くは有りませんがエンジンは問題なく一発始動しました。
・新品とはいえ念の為に作業後は充電器に繋いで一晩置く事にしました。テープに交換した日付と距離を書いて貼っておきました。
翌朝、気温は一桁台でしたが恐る恐るセルを回すと問題無く一発でエンジンが掛かってくれました。これで掛からなかったら流石にどうしようかと思いましたが、とりあえず一安心。
色々と車体側の問題も有るとは思うんですが、ちょっとダメな雰囲気が出ててきたらさっさとバッテリー交換をしちゃった方が良いのかもしれませんね。
この後、KTM群馬にオイル交換と24ヶ月で持ち込もうと思いましたが、よくよく確認してみたらお店は本日お休み。次の日曜に作業をお願いしようと思います。