タイガーのオイルを交換しました

こんにちは、雪風です。
ゴールデンウィークはあっという間に終わってしまいましたが、私はそもそも始まってすらいませんでした…w


さてさて、先週のバッテリー交換に引き続き、本日はタイガーのオイル交換をしました。

今まではメーカー保証を気にして律儀にディーラーで交換をしてもらっていましたが、私のタイガーもそういった保証を気にしないでいい(?)年式となったので今回からは自分で作業を行う事にしました。


ちなみに、前回のオイル交換作業は去年の6月半ば、ちょうどタイガーの初車検の時にやったきりでございます。
実はその時から走行距離が1,500km程しか伸びておらず距離的にはオイルの劣化はそうないとは思いますが、問題なのは11ヶ月も経過してしまっているのでオイルの経年劣化を危惧しての交換作業となります(四輪ばっか乗ってましたからねえ…)。


・今回用意したオイルはカストロールの「POWER1 RACING 4T 10W-50」になります。ご存知の通りメーカー指定のオイルで今までもこれの10W-40を入れていました。10W-50にしたのはこれから暑くなっていくからというのもありますが、10W-40がAmazonで取り扱ってなかったのもあります(5W-40はありましたが)。オイルフィルターは純正品でフィルターレンチは以前から所有していた物です。



Amazonで買うとリッター1,300円程度で買えます。安いですなあ。


・お約束ですが作業開始の前にエンジンを少しだけ暖気しておくとオイルが抜け易くなります。また、純正のサンプガードは装着したままでもオイル交換可能なのでそのままにして作業します。
車体を下から覗き込むとサンプガードの穴からドレンプラグの頭が確認出来ます(画像右側)。普通はフランジボルトなんですが何故か穴付きボルトです。石などが当たってネジ山を潰さない様にとの配慮なんですかね?


・#8のレンチでドレンプラグを回して抜きます。言うまでも無く、ドレンプラグを抜くとオイルがドバッと出てきますので予め下にトレーや廃油パックを用意しておきましょう(抜いたオイルの中にドレンプラグやワッシャーを落とさない様に注意)。


・オイルが抜けきるまで暫し待機。抜けたオイルを目視で確認しましたがあまり汚れてなくてちょっともったいない気もしました…w


・取り外したドレンプラグは再利用するのでパーツクリーナーで綺麗にしておきます。
ドレンワッシャーは再利用しないのが定石ですが、工具箱に入っていたと思っていたそれが見当たらなかったのと、所用で家を出れなかったので今回は止むを得ず再利用します。まあ、変な潰れ方もしてないし大丈夫だろうと自分に言い聞かせましたw


・もう一つ取り外す必要があるのがオイルフィルターです。タイガーはエンジン前方に横倒しになって装着されています。


・サンプガードが邪魔になるかと思いましたがそこは考えれて作られている様で問題ありませんでした(むしろ横のエンジンガードの方がメガネ回すのに邪魔でしたがw)。ある程度緩めたら手で回して外します。


・オイルフィルターを外す際に抜けきれてないオイルがそこそこ出てくるので注意しましょう。オイルフィルターが下向きなら気にならないんですが、横向きだとどうしても垂れたオイルがエンジン等に付着してしまうので後でちゃんと掃除しておきましょう。


・取り外したオイルフィルター。パッキンも新品のオイルフィルターに付いてくるので再利用するものはありません。ただし、パッキンがエンジン側に付いたままになっていないかだけ確認はしましょう。


・これもお約束と言えますが、新品のオイルフィルターを取り付ける前にパッキンにオイルを薄く塗布しておきます。密着性が増して隙間からオイルが漏れたりしなくなるそうです(この方法しかやった事ないのでやらないとどうなるか分かりませんが…w
)。


・もう一つお約束なのがオイルフィルターに予め少量のオイルを入れてから取り付けます。こうしておくとオイルフィルターにオイルが回っている状態でエンジンを始動する事になるのでほんの少しエンジンに優しい…と思います。
ちなみにオイルフィルターを横向きに取り付ける為、目一杯オイルを入れてしまうとこぼれてしまうので0.1L程入れてから取り付けました。


・オイルフィルターを取り付けます。「手で回らない所まで回して、その後3/4回転フィルターレンチで回す」ってのが一般的ではないでしょうか。
マニュアルには「10Nm」とトルク指定があるのですがそこまで厳密にやる必要はないと思います。ただし、締め過ぎにだけは注意が必要です。


・後はオイルを入れていくだけになります。タイガーのオイル注入口はエンジン右側にあります。


・マニュアルによると「オイル交換時は3.4L、フィルター交換時は3.6L」と記載されていました。先ほどオイルフィルターに0.1L入れましたのでマニュアル通りなら残り3.5L入れる必要がある事になるので測りながら入れていきます。
画像の様な「じょうご」があるとオイルが垂れたりせずに作業が捗ります。


・必要量のオイルを入れ終わったらフィラーキャップを締めてエンジンを掛けます。5分暖気してから3分放置してオイルレベルを確認するとよいと思います。
タイガーのオイルレベルはエンジン右下部にある覗き窓で確認をします。
窓の淵にある小さい切りかきの間に油面が収まっていればOKです(画像では分かり易くする為に赤い線を引きました)。


作業が終わりましたのでドレンボルトやオイルフィルターからオイルの漏れが無い事を確認して試走に出ます。



…う〜ん、特に何も変わらない様な微妙に変わった様な、そんな感想ですw

まあ、同銘柄のオイル交換後にちょっと走っただけで目に見えて変化が感じられてしまうのもそれはそれで問題な気もしますし、とりあえず「イオンなく絶好調」な事が確認出来れば良いでしょう(懐かしいネタだw)。


という事で、自分でやるのは初めてのタイガーのオイル交換作業でした。
面倒な工程も無く、ごくごく普通のバイクのオイル交換作業です。

個人的な考えなのですが、廃油の処理やら何やらを考慮するとお店でオイル交換してもらうのって意外に理にかなっていてリーズナブルだったりするんですよね。
ただ、持ち込み出来ない場合はオイル自体の値段がお店によって決まってしまっている事が多いので結果的に安くならないケースも出てきてしまう事もあるのですが…。

前回のバッテリー交換もそうなんですが、少しでも安く済ませようと思うと自分でやる事が最善になっていくので、ちょっとした作業は出来る様にしておくと色々と捗りますね。


これでタイガーの調子もより万全になったので、後は今週末のタイガーミーティングを待つだけとなりました。


・忘れない様に個人的メモ。次回は20,000km位なんでしょうが、そんなに走れるだろうか…?w



にほんブログ村 バイクブログ トライアンフへ
にほんブログ村