噂の隼オイルに交換してみました

こんにちは、雪風です。

最高気温が30℃を超える事も無くなり、ようやく秋っぽくなってきた気がします。

 

さて、今回は1290のオイルを今まで使った事が無い銘柄である「隼オイル」にしてみましたというお話になります。

 

前回入れたリキモリはどうだったか

 

前回のオイル交換は1ヶ月ちょい前に九州に備えて行なったばかりなんですが、九州行って帰ってだけで走行距離が3,300kmを超えており、交換から3,600kmほど走行していたので帰還後すぐにオイル交換となった次第です。

 

キモリのオイルを入れて3,600kmほど走行した状態です。真っ黒という程では無いですが結構汚れていますね。ちなみに、この走行距離でも特段シフトの入りや吹けが悪くなったりはしていなかったと記憶しています。

 

隼オイルとは

 

・で、今回新たに用意したオイルがこちらの「隼オイル」になります。

 

隼オイルは自動車用品の通販を行なっている「ヨロスト。」が、国内オイル開発・製造大手の「ミカドオイル」と協力して開発をしたブランドになっています。

 

www.mikadooil.com

 

モータースポーツ系のショップ等がこういった独自ブランドのオイルを販売するケースはよく見かけますが、ヨロスト。はそういった感じではなく、ごく一般的な自動車用品通販を生業としている会社なので非常に珍しいのではないかなと思っています。

 

www.yoro-store.com

 

一般的に知名度の低い独自ブランドってどうなのよ」という風に思われてしまうのもあったりするかもしれませんが、製造元のミカドオイルは歴史と技術のある企業ですからその点はあまり気にする事も無いかと思われます。

また、(私は割とどうでもいいとか思ってたりしますが)隼オイルは2年連続で大阪府警の白バイに採用されているという実績もあったりします。

 

news.yahoo.co.jp

 

・ちなみに正式な商品名は「隼オイル バイク用  PROTO TYPE 1.0」で4輪用も販売しています。粘度は10W-4010W-50の2種類のみで容量は4L20Lになります。今回は10W-50の4L缶を購入しました。

 

隼オイルはエクソンモービルの「mPAO(エムパオ)」と「アルキルナフタレン」をベースオイルとして使用していますが、これによってエステル欠点吸湿性の高さ、酸化安定性の悪さ、他の添加剤を阻害する等)を克服した強力な配合となっているそうです。

 

オイル交換時に思ったこと

 

・今回、思うところがあってスキッドプレートを完全に外さず、前後の取り付けボルト4本だけ抜いてスキッドプレートをずらす方法でオイル交換を行いました。これは初めてオイル交換を自分で行なった際になし崩し的に採った方法ではありますが、このやり方はスキッドプレートがオイルで多少汚れるものの、スキッドプレートの小さい方のボルトをなめるリスクが無くなるというメリットがある事に今更気付きました。これはまた後で改めて記事にまとめてみたいと思います。

 

・隼オイルの容器は簡素な物で注ぎ口にベロも付いていません(個人的にキモリのストローメッチャ使い辛かったのでこの方がむしろ助かります)。容器にオイル残量の覗き窓も無いので、オイルジョッキに移してから給油をする様にした方が良いと思います。

実走テスト

 

オイル交換後、レーシング空ぶかし)だけしてみましたが、かなりツキが良く感じました。軽くアクセルを煽っただけでも滑らかに、かつ鋭く吹け上がったので思わず「おおっ!?」と声が出てしまったほどですw

 

その一週間後、輪嘶舎のミーティングの為に新城まで向かい、2日間の合計で700km以上走行しましたが、走行中に終始感じていたのは「やっぱり回転が滑らかだよなあ」というものでした。

ずいぶん前に一度だけ使用したワコーズの「4CT-S」で初めて走行した時はモトレックスに比べて「ギクシャク感が減ってスムーズになった」的な感想を述べていたのですが、今回もそれと同等の感触が得られたと思います

特に新城に向かう初日は殆ど雨の中の走行だったので行程の大半は走行モードノーマルレインだったのですが、それをあまり意識させない軽い吹け上がりで割と気持ち良く走れた気がします。

 

隼オイルはアリなのか?

 

という事で、初めて使用した隼オイルについてのお話でした。

 

あくまで一度だけ走行した感触にはなりますが、私個人としては

 

隼オイルは十分にアリ

 

な選択だと思いました。

 

価格的にはリッター3,000円程度でリキモリともほぼ変わらないですし、それでいてキモリ以上に気持ち良く回るなと私は思いました

耐久性に関してはまだ分かりませんが、販売元のヨロスト。は3,000km走行後の粘度保持率97.06%」(10w-50)を謳っていますので、ここも期待は出来そうです。

 

以上の事から、現状での私が1290に使用したエンジンオイルの序列

 

隼オイル ≧ ワコーズ > リキモリ >>>モトレックス

 

この様な感じになっています。

ワコーズが廃盤になった現状では、隼オイル一択かなあとすら思っちゃってますので次回も隼オイルを引き続き使ってみようかなと思っております。

※購入に関してはヨロスト。の公式ページ最安の場合もありますのでご利用されるサービスの価格をご確認の上ご購入ください。