「トレックフィールド トレックマウントバッグL」インプレ

今回は知る人ぞ知るトレックフィールド製のトレックマウントバッグLをご紹介したいと思います。

このバッグは以前乗っていたKTMの640アドベンチャーで使用していたのですが、その便利さからタイガーでも使おうと押入れから引っ張りだした一品でございます(手放さなくて良かった!)。

実は納車後間もない頃から装着しようと思っていたのですが、640アドベンチャーに装着していたツラーテック製のラゲッジラックに合わせてベースのベルトを切ってしまっていたので、いざタイガーのラゲッジに装着しようとしたところ見事にベルトの長さが足りなくなるという事態が発生してしまいました。
その後、しばらく放置していて忘れかけていたのですが(おい!)トレックフィールドにて予備のベースを購入し再挑戦となりました。


・こちらがトレックマウントバッグL本体となります。640アドベンチャーで酷使しましたのでちょっと汚れたり日焼けしてますが糸のほつれ等ありません。非常に強固な作りです。この画像だと見えませんが反対側に取っ手が付いています。


・ファスナーを開けてオープン。内側は合皮っぽくなってます。ご覧の通り500mlのペットボトルが余裕で入ります。ちなみにバッグのサイズは28×21×10.5cmとなっております。


・バッグのフタの裏側にはファスナー付きのポケットがあります。ツーリングマップルがちょうど入るサイズで便利です。


・バッグを引っくり返すと底面にベルクロのメスが付いています。これがベースとの固定時に活躍します。


・こちらが再購入したベースです。真ん中の黒い部分がベルクロのオスになっていてここにバッグが載るわけです。そのベルクロから四方に延びているベルトの先にはバックルが付いており、これをバッグにも付いているバックルに固定します。


・ベースを引っくり返すと滑り止めが付いています。カーペットの下に敷く滑り止めに酷似していますw


・トレックマウントバッグLの装着方法は割と自由なわけですが今回はこのラゲッジを利用します。4本のボルトで固定されているだけですのですぐ取り外せます。


・ベースのベルトからバックルを一旦取り外し、ベルトをラゲッジの前後に開いている穴に通し終えたら再度バックルを取り付けます。図ったかの様な穴の位置にちょっと驚きましたw



・後はベースにバッグを載せバックル同士を固定し、4本のベルトをキッチリ締め込んだら装着完了です(実際はラゲッジを車体に装着してからバッグを取り付けます。ボルト締めるのにも邪魔ですので)。締め込んだベルトの余りがある様なら切ってもいいのですが、今回はとりあえず縛っておく事にしました。


・ラゲッジを車体に戻します。ベルトがラゲッジと車体に挟まれる事になりますが頻繁に可動させるわけではないですし問題ないでしょう。ジャストフィットのバッグにうちの猫も感激しております。


このトレックマウントバッグLは正にオフ車乗りがオフ車乗りの為に考えたシステムと言った感じで非常に良く出来ていると思います。
特にベルクロとバッグ内容物を利用したコンプレッションによる固定方法は他に類を見ない優れたもので、しっかりとベルトを締め込んでおけばオフ走行でもびくともしません(潰れては困る様な物を入れられない欠点はありますが)。

縫製もとても丁寧かつ強靭にしてありますし、バッグ自体も多少の防水性がある様です(あくまで、「多少」なので濡れたら困る物はビニール袋等に予め入れておくとよいでしょう)。

タイガーのラゲッジにトップケース等を載せる予定が無い方は、このトレックマウントバッグLをお試しになってみては如何でしょうか?(もちろんタイガー以外のバイクでもオススメです)


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