タイガー回収と不調の原因について

「どんな感じ?そんな感じ!」な雪風です(意味不明)。


前回の記事に書きました通り、日曜日にトライアンフ宇都宮まで修理に出していたタイガーを回収してまいりました。


・まずは一番重要な案件であった「アイドリング出来ないよ」問題の原因について。車体右側からシリンダーの裏側辺りを覗いてみます…。


・カプラーと配線の裏にあるのが「アクチュエーターISC(アイドルスピードコントローラー)」というパーツです。中にサーボモーターが入っていてアイドリングの制御を行っているパーツだそうですが、これの上に付いているゴムブーツ(画像で見えますね)の中に砂等が侵入して動作不良を起こしていたそうです。これを清掃する事によって見事に症状は改善されました。


・お次はノースアイランドラリーDAY3で転倒した際にひん曲がってしまった左側のタンデムステップのステーの修復。一度切り離して溶接し直したそうです。フレームと同色の色(というか表面の質感)が出せないので修復部分がモロに分かる感じになってますね。一度手直ししたそうですが、それでも角度がちょっと開いている様な気も…。やっぱりタンデムステップはボルトで外せる仕様になっている方が良いですね。


・フロントタイヤも交換しました。こちらの画像はサハリンから帰ってきた時点でのカルー(T)のフロント。交換してから5,000km以上走って殆どブロック無し。


リアタイヤに併せてコンチネンタルのTKC80を履かせました。カルー(T)に比べてブロックが高いような…?フォークガードのメッツラーステッカーはいよいよただの飾りになりましたw


・純正のチェーンが錆で酷い事になっていたのでこちらも交換しました。当初はEKの3Dチェーンを入れる予定でしたが費用が色々と嵩んでしまったのでRKのBL525X-XWにしました。


・純正オプションのパドックスタンドも購入しました。車重的にアクスル貫通シャフトだと辛かったので以前から付けようと思っていたパーツです。


・こちらは当日に気付いた新たな破損箇所。左側のグラブバーの根元が砕けてました。恐らくサハリンで転倒した際にヒットしてクラックが入り、そのまま使い続けたので完全に割れたのだと思います。値段を確認してみるとこんなパーツで29,000円位するとの事で驚きましたが、流石にこのままには出来ないので渋々パーツを発注しました。


・その他にも一般点検、オイル交換、スロットルボディ清掃・同調、プラグ交換、エアフィルター交換、ECMプログラム交換(純正サイレンサー仕様で新仕様が用意されたそうな)も行いタイガーはすっかりリフレッシュされました。


車両を受け取りいざ跨がってみると一月振りというのもありますが、最近は通勤用に買ったホンダのグロムばかり乗っていたせいで車体が凄く大きく感じる&ハンドルが凄く遠いw
発進するまで冗談抜きに手間取ってしまいましたが、いざ発進するとこれまたえらいパワー感で何だか初めてCBR1000RRに乗った時を思い出してしまいました。


そんなこんなでとりあえずタイガーの修理は完了しました…が、結局左側のパニアは再起不能の為に処分しました。
右側のパニアは使えますが内側底面にクラックが入っているのでステー共々外してしばらくはスッキリした状態で走るつもりです(ステーはまだ使える状態なので欲しい方いらっしゃいましたがコメント下さい。お譲りします)。

ちょっとリフレッシュ作業にお金が掛かってしまったので新しいパニア(ZEGAを予定していますが)はしばらく先になるかもしれませんね…。


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