「真夏の下北半島ツーリング」3日目

こんにちは、雪風です。

何となく早朝や夕方が涼しくなってきた様な気がしてきました。

 

さて、下北半島ツーリングも折り返しの3日目スタートです。

 

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むつ市の朝です。今のところは天気も問題無いですが、うろこ雲っぽいのが不穏な感じです。

 

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・3日目の朝もビュッフェになります。やはり、こちらのホテルもマスクとビニール手袋着用で料理を取り分ける感じになってました。

 

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・バイクを眺めながらホテルで朝食を摂れるのは何気にレアかもしれません。

 

朝食前にパッキングも済ませておいたので手早く出発。

3日目最初の目的地は、日本三大霊場の一つとされる「恐山」になります。

  

 

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・ホテルから間も無くして恐山に到着。まずは宇曽利山湖がお出迎えです。硫黄の匂いが結構強いです。

 

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・三途の川に太鼓橋が架かっていました(今は老朽化で渡れません)。この太鼓橋、2021年に50年ぶりに架け替えがされるそうで今度は石造りとなるそうです。

 

osorezan.or.jp

 

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・橋の下はこんな感じで雰囲気満点。

 

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・宇曽利山湖は強酸性の沢が流れ込み、湖底からは硫化水素吹き出しているという地獄みたいな湖です。 

 

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・三途の川の側には奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)が待ち構えていました。奪衣婆が亡者の服を脱がせ、それを懸衣翁が柳にぶら下げて業の深さを推し量る、という設定が個人的に好きですw

 

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・まあ、太鼓橋を渡らなくても三途の川は渡れてしまうんですけどねw

 

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・バス停です。

 

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・駐車スペースはもの凄く広いです。大きな行事がある時はここも車で一杯になるんでしょうか。

 

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・バイク用駐車場も有りました。

 

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・受付を済ませて入山です。

 

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・恐山に到る道までもそうですが、沢山のお地蔵様と風車を見る事になります。

 

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・山門入り口。

 

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・「一見卒塔婆永離三悪道(いっけんそとばようりさんあくどう)」というワードが妙に気になったので現地でググりました。「一度、卒塔婆を見ただけで永久に地獄、餓鬼、畜生の三悪道から逃れる事が出来る」という意味だそう。凄い。

 

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・過去の戦争の英霊も祀られていました。

 

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・眼前に広がるのは火山岩による地獄の様な風景です。

 

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・沢山の石が積まれた賽の河原。

 

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・地獄の果てには極楽(宇曽利山湖の白い砂浜)を垣間見る事が出来ました。

 

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地獄の様な雰囲気に圧倒されつつも恐山を後にし、次なる目的地を目指して行きます。

 

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・道中で今は亡き大畑線の遺構である大畑駅をチラ見してみたり。奥の基地の中には動態保存されている気動車が格納されているそうで、たまにお披露目走行をこの敷地内だけやるそうです。

 

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・かつては下北駅から繋がっていた線路は敷かれたままになっているものの、今は何処にも繋がっていません。幻の大間線が開通していたら大間方面(画像の奥)も有ったのですが…。

 

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・大間線で使われる予定だったアーチ橋が未だに残っていたり。橋の上にアンテナが立てられていたりするのが生活感有って面白いです。

 

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・更に途中で活イカ備蓄センターに寄ってみたり。大きな生け簀があって営業時はここでイカの刺身が食べられたりするらしいです。

 

 

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・ここでは「元祖 烏賊様レース」という催しが行われる事があるそうで、一周20mのプールでイカを泳がせてレースをするというユニークなイベントです。

 

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・レースで泳がせたイカは追加料金を払うとその場で刺身にしてくれるとか…w

 

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・備蓄センターすぐ近くには再び大間線の遺構が有りました(画像ボケてますが…w)。ちなみに、下風呂駅はここに有った訳ではありません。

 

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・下風呂温泉郷要素の足湯が有りました。

 

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・えらく綺麗に整備し直したアーチ橋の上には古めかしいレール跡がポツンと。かなり歪な感じのオブジェですねw

 

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・保存、と言うかほぼ別物になってるいるのは気のせいではないと思います。

 

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・大間線がもしも全線開通していた場合、本州から北海道への鉄道のルートも大きく変わっていたかもしれませんね。

 

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・他の遺構がほぼ当時のまま残っていたりするのに、ここだけ妙に小綺麗でやっぱり謎の違和感が有りますね。

 

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・鳥居の先にトンネルがあるという謎スポット。ここも大間線に絡む遺構だそうですが…。

 

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・トンネルを抜けて階段を登ると道路の反対側に出れます。それだけですw

 

幻の大間線の遺構に触れつつ、小雨の中を海沿いを更に北に進んで行くと今回のツーリングの最大の目的地でもある「大間崎」に到着しました。

 

 

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・遂に来ました本州最北端の地!

 

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・右の両腕はマグロを吊り上げる竿を持っている、って認識で合ってますかね?

 

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・海の水も結構透明度高いですね。

 

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・函館行きのフェリーを待つライダーが使う事で有名な(?)大間崎テントサイト。

 

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・お土産屋で良い感じのでステッカーを購入しました。

 

大間崎ではお土産屋を覗きつつ、折角なので本場のマグロをお昼に食べましょうという流れになりました。

 

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・大間崎すぐ側の「海峡荘」に入ろうとしましたが、ちょっと混んでいたので今回はパスしました。

 

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・で、訪れたのは大間崎から少しだけ離れた場所にある「浜寿司」になりました。

 

 

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・駐車場は港沿いのスペースらしいです。受付に電話番号を書いて待っていると電話が掛かってきて案内されました。

 

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・値段がなかなか素晴らしい事になってますねw

 

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・2人とも上丼を頂きました。3,400円とちょいとお高かったですが、中トロは特に美味しかったと思います。

 

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・大間崎を後にし、本日は宿に移動して終了になります。その前に「ファミリーマート」でちょっとお買い物です。

 

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・流石は大間のスーパーと言いましょうか、お魚コーナーが素晴らしい品揃えで見てるだけで楽しかったです(本当に今回は見てるだけになってしまいましたが)。

 

f:id:yukikaze1984:20200826200204j:plain・そして、3日目の宿である「おおま温泉海峡保養センター」に到着しました。

 

 

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・本日の走行距離はまさかの76km。これは別の意味でなかなか出ない距離ですw

 

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・部屋は昔ながらの和室タイプです。広々としてて良かったです。

 

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・この手拭いは良いデザインです。

 

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・本日の夕食は広間でとなります。実は一番安いコースなんですが、十分満足出来る内容でした。でも水割りがちょっと薄かったですw

 

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・遅めの時間で大浴場をほぼ独り占めした後は、お部屋で風評被害ビールを飲んで3日目も無事に終了となりました。

 

4日目&5日目に続く。