こんにちは、雪風です。
気温が少しずつ上がってきたのは有難いですが、花粉の気配も徐々に出てきたので毎年恒例の鼻うがいを始めました。
さて、本日は1290のオイル交換の為にKTM群馬に行ったのですが、実はオイル交換は先週に行う予定でした。
先週の日曜朝に1290のエンジンをかけようとすると、ちゃんとセルが回らず始動出来ず。
何度か試行するもののやはりかかる気配がせず、同じ症状が出ている副社長さんの1190を思い出し、ハロゲンヒーターやリビングで使っているファンヒーターをガレージ内に持ち込み車体を直接温めてみました。
・当日朝の気温は2〜4℃ほどでガレージ内もコンクリの床で底冷え状態でした。ガレージを締め切って1時間も放置したら室温も温上がって結果も違ったかもしれませんが…。
エンジンに向かって温風を当ててみてから再始動を試みてみると少しだけセルの回り方が変わりましたが、それでも「ギュルン…ギュルン…」といった力無い感じで結局始動できず。
何度もセルを回してたので流石にバッテリーも危ういかと思い、その日は充電器を繋いだまま放置して諦める事にしました。
・1290のバッテリーはシート下のカバーを開けるとアクセス出来ます。
・随分と前から使っている充電器がトリクル充電も出来るので、ガレージの壁に木ネジで固定してすぐに使える状態にしてみました。
実は成人の日キャンプの朝も一発始動出来ず、二度目で始動するという具合（しかもエンジンチェックランプが点きっ放しになる）で前兆の様なものはあったのですが、いよいよダメな感じになってしまった感じです。
そして、一週間後の本日の朝、充電器を外してから一時間ほど日光浴させていざ始動…せず。やっぱりセルの周りが弱いです。
仕方がないので車と繋いでジャンプスタートを試みると、二発目で何とか始動する事が出来ました。
エンジンを止めずに暫し暖気し、入院中の1190の様子を見に行く副社長さんと合流してからKTM群馬に向かいました（ちなみに、ちょっとエンジンが温まると再始動は何の問題も無く出来てしまうという点も副社長さんの1190と同じです）。
・KTM群馬にて。副社長さんの1190は現時点で未だに入院中ですが、新たに2015年式のR1200GSに乗り換えてしまいました。6年落ちですが低走行で外観も凄い綺麗な良い物件です。
・お店でKTMのマスクを購入しました。最近は不織布マスクが良いと言う事で下火になったウレタンマスクですが…。
・オイル交換はすぐに終了。点きっ放しだったエンジンチェックランプもキャンセルしてもらいました（点灯は低電圧時に始動したのが原因だった様で特に問題は無いとの事でした）。
・前回のオイル交換から約4,000kmほど走行しました。次回はタイヤ交換も一緒になりそうなタイミングです。
今回の「エンジンかからない」問題に関してはKTMジャパンでも認知している様で、とりあえず「バッテリーの電圧を高く保つ様に」とのお達しが出ているそうです。
「高く」というのは「（スイッチオンの状態で）最低12.2〜12.7V程度」という事で、セルを回すタイミングでここを大きく下回る様だと始動は困難になるそうです。
昨今のバイクはイモビやらキーレスやらで放置時の自然放電も大きくなっていると思われるので、この辺りがバッテリーの劣化を早めている原因かなあと考えていますが、それにしても今時の車両でこの体たらくは工業製品としてちょっとどうかなあと言うのが正直な感想です。( ´ー｀)y-~~
お店の方からKTMジャパンには報告を上げて頂く事になりましたが、はっきりとした原因も分からないので保管時にトリクル充電して様子見という事で今回は終了。
乗っていなかった期間（＝バッテリーを外していた期間）が長いとはいえ、2018年の車両ですからバッテリーの交換時期も考慮に入ってくるタイミングですのでお店の方と少しお話をしたのですが、最近流行り（？）のリチウムイオンバッテリーなら「メガライフバッテリー」はどうかというお話がありました。
少々お高いのですが、信頼性と安定性が高く鉛バッテリーより高寿命なので長い目で見ればお買い得…かもしれないのでこちらもちょっと気になっています。
※追記。いよいよダメになったのでバッテリー交換しました。
