「エネタンポ」インプレ

こんにちは、雪風です。

今冬は特に冷え込む日が多いですよねえ…。

 

さて、寒いと言えば暖房器具。

今回は先日のキャンプで使用した「エネタンポ」のインプレをしたいと思います(正確にはキャンプ用品では無いんですが、キャンプでも使えるって事でこのカテゴライズです)。

 

 

www.tai-ga.com

 

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・パッケージ。これだけ見るとちょっとどんな商品か分かり辛いかもですが、USB給電で使える電熱シートの様な物です。

 

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・製品仕様。

 

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・付属品一覧。収納バッグ(カラビナ付き)、USB延長コード(1.2m)、取説。

 

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・収納時の大きさはH110mm×W130mmとなりご覧の様に手のひらサイズです。重量も80gと重さを感じさせないほどです。

 

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・エネタンポを取り出した後は収納バッグのスナップボタンを利用してエネタンポにくっ付けておく事が出来ます。収納バッグの紛失防止に一役買ってくれます。

 

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・エネタンポ本体を広げてみました。H380mm×W35mm×D2mmと小さめの座布団くらいのイメージでしょうか。本体から伸びているUSBコードは約40cmで取り外しは出来ません。ここに付属の延長コードを追加すれば1.6m近くになりますが、それでも足らない場合は更に延長コードを噛ませると良いです(私はシュラフの足元まで届かないかもと思い1mの物を追加購入しました)。

 

 

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・そのまま電源を入れてお尻の下に敷いたりウェアの中に入れて使ったりも出来ますが、本体の両端に付いているスナップボタンをそれぞれ留めるとラップウォーマーとしても使えます。

 

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・四つあるスナップボタンの内、真ん中二つを外せば画像の様にフットウォーマーにもなります。爪先から土踏までしか入りませんが結構ポカポカになるので室内で足先が冷える際に有効だと思います。

 

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・スナップボタンを利用してエネタンポ同士を連結させ大きなマットを構成する事も出来ます(その分、大量の電力を必要としますが…)。

 

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・エネタンポ本体にスイッチ類は無く、USB電源(モバイルバッテリー等)から通電した時点で電源が入ります。1分くらいでほんのりと暖かくなり、10分程度で37〜40℃付近まで上がります(バッテリー性能や使用環境に依る)。

 

電源は5V/1A以上が推奨されていますが…

 

1A=MAX37℃で緩やかに温度が上昇し省電力

2A=MAX40℃で素早く温度が上昇。保温力が高い

 

との事で、シチュエーションや好みに応じてある程度の使い分けが出来そうです。

 

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・こちらのモバイルバッテリーはテスターによると1.81Aで給電している様ですが確かに温まるのが早いです。室内で使うだけなら1Aでも十分だとは思いますが、屋外では2A確保出来ると良いかもしれません。

 

 

さて、ここからは実際にキャンプで使用した時のお話しです。

 

先日の成人の日キャンプでは冬キャン時に毎回用意している「ナルゲン湯たんぽ」を使わずにエネタンポで代替出来るかを実験してみました。

 

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・冬キャン就寝時にオススメなナルゲン湯たんぽ。文字通りナルゲンボトルにお湯を入れて湯たんぽとしてシュラフの足元に入れて使います。強力な熱源である上に、起床後の種水としても使えるというのが良い点ですね(熱過ぎると火傷の恐れがあるので冷ますかタオルを巻いたりしましょう)。

 

 

2A出力のモバイルバッテリーとしても使用出来るLEDランタンにエネタンポを繋いで就寝時にシュラフ内に投入。

腰の辺りにエネタンポを配置してみましたが早くもぬくぬく。その日の夜は気温が下がり切らなかった事もありますが、冬用シュラフとエネタンポの組み合わせが快適ですぐに寝てしまいました。

 

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・6時間弱睡眠を取って起床するとランタンのバッテリー残量は空っぽ。エネタンポも冷たくなっていました。

 

 

このLanktooのLEDランタンは15,000mAhの容量が有るのですが、直前までランタンとして使用していた事と、2Aで出力していたせいか朝までバッテリーは持ちませんでした。

取説では5V/2Aの10,000mAhモバイルバッテリーで約190分持つと書いてありますので、6時間満足に使おうとした場合は「エネタンポ専用」バッテリーとして最低20,000mAhは確保する必要が有りそうです。

 

※モバイルバッテリーは安価ではあるものの、内容が怪しげな商品が多いのでちゃんとしたメーカーの物を買った方が却って安上がりな場合もあると思います。いざって時に使える用品なんで無駄になりませんしね。

 

以上、エネタンポのインプレでした。

購入前はペラペラでちゃちな感じなのであまり期待はしてなかったのですが、実際に使ってみると発熱量もそこそこあり、工夫次第で様々な運用方法を取れるという点が良かったです。

防水ではないものの、屋内外で使えるので日常での使用の幅が大きいのも利点ですね。

 

屋内や車内で使う場合はあまり問題となりませんが、やはり屋外での電源確保が一番のネックかなあとは思います。

 

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・オマケ。収納バッグは収縮性があるので延長コードや小型のモバイルバッテリーも一緒に入れる事が出来ます。