こんにちは、雪風です。
このところ立て続けに台風の襲来がありますが、ピンポイントで休日が悪天候で潰れてしまっております…。
今回はちょっと思うところがあって、スマホホルダーを「クリッカ」から「クアッドロック」に変更しましたというお話です。

・最近の画像が無かったのでクリッカ装着当初(懐かしのiPhone8Plus)のものになります。クリッカの固定には全く問題は無かったのですが…。
クリッカは脱着もやり易く、脱落の心配も無かったのですが、装着箇所が原因でiPhoneが直射日光をもろに受ける(液晶が真上で固定される)上に、走行風もほぼ皆無で熱暴走がたまに起こっていました。
液晶が真上を向かず、かつ走行風も多少は当たり、そして固定もしっかりしているスマホホルダーと言えば…と言う事で頭に浮かんだのが「QUAD LOCK(クアッドロック)」でした(副社長さんも随分前から使用してて具合が良さそうだったのもあります)。

・クアッドロック採用に伴い、今回ポチったのは上記の4点になります。iPhone12ProMax用MAGケース、ボールアダプターマウント、衝撃吸収ダンパー、バーマウントベースです。

・ちなみにRAMマウント用のアームはzumo396に付属していたショートアームが未使用で余っていたのを思い出したのでそれを流用する事にしました。現行の純正品とは少しデザインが違うのですがフィッティングは勿論問題無し。ガーミンのロゴが付いていたりしてちょっとお得(?w)。







・このままでも使用出来るのですが、今回は前述した衝撃吸収ダンパーを装着するので一度分解をする必要があります。まずは先端の皿ネジを回してヘッドパーツとボールを分けます。

・お次に衝撃吸収ダンパーを用意します。

・ダンパーをひっくり返すと皿ネジの山が出ているので先ほど取り外したボールを先に固定します。

・ダンパーとヘッドパーツを固定するのに使うネジ穴にレンチを突っ込んで回します。

・そして、ヘッドパーツに付いていた皿ネジを利用してダンパーに固定します。ダンパーやレバーの向きは気にしなくてOKですが、ヘッドパーツの「QUAD LOCK」のロゴはレバーに対して90度横に向けた方が良かったですね…(この記事を書いている時点で気付いて直しましたw)。

・合体完了。

・衝撃吸収ダンパーは公式ページによると「高周波を軽減してスマホのカメラを保護する」という効果があるそうです。ダンパーにはスポンジの様に柔らかいゴムが挟み込まれていてマウント自体が上下に可動します。これによって細かい揺れ(微振動)には強くなる様ですが、代わりに大きい揺れが発生する様です。


・試しに合体。クアッドロック側のボールの方がRAMマウントより微妙に大きい気がするんですが気のせいでしょうか(共に1インチのはずですが…)。とりあえず、アームによる固定は問題無い事を確認したのでいよいよバイクへの取り付けです。

・で、早速問題発生。取り付けを予定していたハンドルバーの左端部分と油圧クラッチのホースとの隙間が狭くバーマウントベースの下側が入りません。ハンドルバーの外径は測っていたのにここは見逃してましたw

・仕方が無いのでクラッチレバーホルダー兼ミラーホルダーを緩めて隙間を確保してみる事にしました。

・ホルダーを動かすと隙間が少し空いたので、バーマウントベースをねじ込んでから仮止めして程よい位置を探っていきます。ハンドルバーとの間には付属の薄いスペーサーを噛ませてちょうど良い感じになりました。

・位置が決まったらバーマウントベースを本締めし、クラッチレバーホルダーも元の位置に戻します。隙間無しですが油圧ホースのゴムカバーを押している程度なので問題は無いでしょう。

・後はクアッドロックのマウント部分の位置決めをしていきます。常用するスマホの向きや個人の好みの問題もあるかもしれませんが、レバーは右側を向けておくと取り外す際に具合が良いと思われます。

・スマホの液晶の向きや操作性、ハンドルフルロック時に干渉しないか等を確認しながら位置を決めていきます。RAMマウントはこういった微調整に非常に強いのがメリットですね。

・位置決めも終わったので脱着のテスト。ここで気付いたのですが、衝撃吸収ダンパーの機能により、固定する為にスマホ押しつけるとヘッドパーツも少し動いてしまうので、ダンパーが動かなくなるまで押し込んでからスマホを捻ると上手くいく感じです。外す際は親指でレバーを押しながら固定時と同じくスマホを45度傾ければスルっと外れます。

・クアッドロック装着完了。着座位置からの視点ですが視認性・操作性も良く、適度に走行風も当たりそうです。以前から使用しているU字のLightningケーブルもすっきり収まっており見た目も良いです。

・忘れていましたがMAGケースの重要な機能であるマグセーフに関してもテストを行いました。私の車のマグセーフ充電器でも問題無く磁石で固定と充電が行われました。
以上、クアッドロックを1290に導入したお話でした。
位置変更による視認性や操作性の向上しましたし、MAGケースで全ての運用が完結するというスマートさに満足しています。
RAMマウントなので固定位置も融通が効きますし、クアッドロックはアクセサリーも充実しているので拡張性も期待出来ますね。
8月は全く乗れませんでしたが、9、10月は泊まりがけのイベントが既に控えていますのでこれからが楽しみです。
