青崩峠ツーリング(前編)

こんにちは、雪風です。

7月3日で41歳になってしまいました…(汗)。

 

今回は、6月28〜29日に一泊で青崩峠を中心に愛知、静岡、長野を巡るツーリングに副社長さんと一緒に行ってまいりましたのでその模様をお伝えしたいと思います。

前回のツーリングの記事で「泊まりがけのツーリングを計画」と書きましたが、それが予定通り実行できた形になります。

 

・28日は朝5時に東北道佐野SA(上り)に集合となりました。地元ですが滅多に立ち寄らないので工事中なのを初めて知りました。

 

・朝日をバックにみかも山を臨む。直前まで天気予報がコロコロ変わり、ツーリングの開催も危ぶまれたりしましたが、当日は見事に晴れてくれました。

 

 

今回のツーリングのプランは殆ど副社長さん作なんですが、主な目的の一つが「中央構造線(ちゅうおうこうぞうせん)」の上を走る的な感じになっています。

 

※「中央構造線って何だよ」って方はこちら↓をご覧下さい。

 

mtl-muse.com

 

 

・とりあえず浜松まで高速一本なので、東北道圏央道と走って南下していきました。

 

圏央道の厚木PAで小休止。

 

圏央道から東名に入り西へ西へ…。渋滞も無くスイスイ走れました。

 

・新東名の駿河湾沼津SAに到着。この時点で8時くらいとまだまだ早いです。

 

駿河湾がちょっとだけ見えました。

 

・浜松浜北ICで新東名を降りて給油。ここまでで既に300km以上走行してたりします。まずは国道152号を北上します。

 

・で、まずはネタスポットで記念撮影です。

 

月まで3km!…月も近くなったものですw

 

 

・再び国道152号を天竜川沿いに北上していきます。

 

・ここはその中央構造線の「破砕帯(はさいたい)」と言って、断層運動で岩石が砕かれて細かくなり、それが連なった地層みたいな感じです。非常に崩れやすく、トンネル工事などでは難所となったりします。

 

・看板の付近を観察してみましたが破砕帯はちょっと確認し辛かったですねえ。

 

・看板に書いてあった「ここと尻平沢(しっぺいざわ)〜出馬川(いずんばがわ)中流を結んだ方向が中央構造線方向(北60°東)」を地図で確認してみました。よく分かりませんがこんな感じですかねえ?

 

・ちなみに看板の箇所はこんな感じで何の目印も無い道端だったりw

 

・ここからは記事のタイトルにもある「青崩峠(あおくずれとうげ)」を目指して再び北上します。やっぱり国道152号です。

 

青崩峠の静岡側(南側)にある駐車場に到着。ここから先は徒歩で登る必要があります。

 

 

・徒歩20分らしいです。

 

・一応、登山届を出すポストもあったりします。

 

・登山道はご覧の様に石畳が多く、そこそこ整備されている感じで割と歩きやすかったです。

 

・道中、武田信玄が行軍中に腰掛けて休憩したという逸話がある岩がありました。試しに座ってみましたが見事に平で、確かに休憩にはもってこいでした。

・諸説あります。

・10分ちょっと歩いて県境に到着しました。画像の奥の道を進むと長野側まで抜ける事が出来ます。

 

・登り口に「塩の道」と書かれた石碑がありましたが、かつてのこの峠は流通の要衝で結構な人や物の行き来があったそうです。

 

 

 

 

・県境から静岡側を臨む。

 

青崩峠から元来た道を引き返し、ちょうど青崩峠を迂回する様なルートで更に北上していきました。

・道中、静岡と長野の県境に再び差し掛かりました。「青崩峠へ」と書かれた看板がありましたが、ここを進むと先ほどの登山道に行ける…かもしれません。

 

・長野県飯田市にある「道の駅遠山郷(とおやまごう)」に14時半頃到着。ここで昼食をとれれば良かったのですが何と施設は工事で休業中。仕方がないので水分補給のみ行う事に…。

 

・再出発し、今度は国道418号を南下。途中から県道1号(長野)に入り更に南下していき次の目的地である「夏焼集落(なつやけしゅうらく)」を目指します。夏焼集落は2015年を最後に住民がいなくなってしまった村で、廃墟好きの方には割と有名なスポットらしいです(厳密に言えば廃墟ではないのですがそれは後述)。

 

 

天竜川に架かる橋を渡り…。

 

・大嵐(おおぞれ)駅の脇を進みます。

・トンネルが一つ出てきたので通過します。こちらは「夏焼第一隧道」。

 

・するともう一つのトンネルが出てきました。こちらが「夏焼第二隧道」。ここも通過します。


・2本目のトンネルは出口の明かりも見えないくらい長くて暗く、そして狭いトンネルでした。全長1,233mらしいです。

 

・2本目のトンネルを抜けました。やはり入り口側の光も見えません。

 

・道路はここで行き止まりです。昔はこの先にも道があったらしいですがどこへ抜けていたのだろうか…。

 

・ここから先は徒歩で進みます。ちなみに、駐車されている車は恐らく天竜川で釣り等のアクティビティを行っている方のものと思われます。

 

・道が崩落してたり。

 

 

 

・モノレールがありました。レールの先は林の中に向かっていってるんですが、村の上の方に住まれている方が利用されていたのでしょうか。

 

青崩峠に続いてまた登り道ですw

 

・しばらく登っていくと民家が現れました。

 

・一見、廃屋の様でもありますが、中には元住民の方が定期的に様子を見にこられている事もあるそうです。

 

・郵便ポストがありますが郵便配達の方はここまで登ってきていたんでしょうか…?

 

・集落から天竜川を臨む。

 

・夏焼集落を後にし、天竜川を挟んで反対側にある本日の宿へ向かいます。

 

・本日の宿である「とみやま来富館(らいふかん)」に到着しました。

 

 

www.tomisato.org

 

・16時40分頃にゴール。本日の走行距離は475kmでした。

 

・受付を済ませ部屋へ向かいます。

 

・部屋に到着。冷蔵庫、TV、エアコンが設置されています。寝具と座布団は押入れの中に入っています。

 

・夕食の時間までまだ時間もありますし、汗も結構かきましたので徒歩で5分くらいの「湯の島温泉・豊根村」に入浴へ。入浴料は500円ですが、とみやま来富館宿泊者は無料のサービス券を貰えます。ちなみに、土日・祝日しか営業しておりませんので注意。

 

 

・受付は奥まった所にあります。

 

・内風呂、外風呂の二つでそんなにこぢんまりとした感じ。お湯はぬるめでした。

 

・宿に戻りちょっとしてから夕食のお時間。昼間は通常のお食事スペースとして開放している部屋になります。

 

・夕食と朝食は宿泊料金に含まれていますが、アルコール類は別会計となります。何となくビールを飲むとすぐに眠くなりそうな気がしたので、間をとって(?)烏龍ハイを一本だけ飲む事にしました。

 

・ご機嫌な夕食です。鮎の甘露煮は初めて食べた気がするですがご飯のお供に良いですね。結局昼食もとれなかったのもありまして、より一層美味しく感じる事が出来ました。

 

・ちなみにご飯はおかわり自由です。沢山頂きましょうw

 

後編に続く。

 

※追記。今回のツーリングの動画が完成しました。こちらの記事からご覧になって下さい。