タイガー800XCインプレ 第三弾「ポジション」

初回点検も終わりましたので800XCのインプレを再開したいと思います。

今回は足つきのインプレとちょっと被ってしまいますがポジションなどについて紹介していきます。

800XCもオフ車のご多分に洩れずシート高が若干高めではありますが、その分視線が高くなり、高いハンドルと相まってポジションもかなり緩く楽になります。

・シッティング。緊張感は少なくかなりゆったりとしています。足つきのインプレにもありますがハイシートにするとシッティング時の膝の曲がりが緩くなるのでいい感じです(もちろん個人差はありますが)。

・スタンディング。実際に乗る前はどうかなと思いましたがスタンディングは結構やり易いです。ハンドルの高さと位置も個人的にはちょうど良くオフロードでの操作性は良好でした。


良いところばかりな感じもしますが気になった点もあります。

800XCのタンク後端の形状は一般的なオン車の様になっていますが、これだと極端な前乗りが出来ません(タンク後端に股の辺りがつっかえてしまいます)。

・納車時に撮影したものです。自分なりに前乗りしようとしています。おっかなびっくりなのもありますがヘンテコなフォームになってしまっていますね。

これはオフ車の様にタンク後端が切り立ってシート先端が被さっている様な形状となっていない為ですが、オフ走行時には着座位置を前後に結構動かす事が多いのでちょっとマイナスでしょうか。
ただし、タンク形状的に仕方が無いのもありますし、通常走行時ならこっちの形状の方が都合が良い場合もあるので一概には言えませんかね。


ポジション絡みでもう一つ紹介したいのがステップです。

800XCのノーマルステップは所謂フットペグの上にゴムカバーが装着してあります。
このゴムカバーがある事により振動を軽減すると共にブーツのソールをフットペグから保護する事が出来ます。

ちなみにこのゴムカバーは工具無しで着脱する事が出来ます。

手でゴムカバーを掴みグリグリこじると外せます(付ける場合はフットペグ側の穴にゴムカバー裏の突起部分を押し込みます)。

ゴムカバーを取り外すと上記の画像の様にフットペグが姿を現します。
このトゲトゲがブーツのソールに刺さってガッチリ踏ん張る事が出来ます(当然ですがソールへのダメージは通常のステップより遥かに上がりますので大事な靴を履く時は注意が必要です)。

私は常にゴムカバーを外して乗っていますが、フットペグがちょっと小さいかなと思っています。
社外品でワイドフットペグなんてのも出てますので交換を考慮に入れてもいいかもですね。


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