「Interphone(インターフォン) スマートフォン専用ホルダー SMSP」インプレ

件の爆弾低気圧の影響により昨日は昼間から強い雨と風が続きました。
予報では日曜も天気が悪いという事で予定していた伊豆でのツーリングは中止になってしまいました。

日曜の朝になると私の住んでいる栃木県の佐野市では雨も止んでいたわけですが、今から出かけるのも時間的に何ですので今日は大人しく先日購入した「Interphone(インターフォン) スマートフォン専用ホルダー SMSP」のインプレをしたいと思います。



インターフォン」と言えばバイク用Bluetoothインカムで有名ですがこういった商品も販売していたのですね。

商品名通りスマートフォンを入れる為の物なんですが、今回これを購入した理由はタンクバッグにiPhoneを入れての運用がやり辛いというところから来ています。
と言うのも、タンクバッグのマップを入れるスペース(私の使用しているタンクバッグはPND等しか入らないのですが…)のビニールが厚過ぎてタッチペンを使ってもiPhoneの操作が出来ないという問題がありました。
iPhoneでGoPro HERO3を操作したりもするのでこれを何とかする為に手持ちのタンクバッグに代わるホルダー的な物を色々とネットで物色してました。

探す上で下記の様な要件を設けてみました。

(1)iPhoneを入れたままでも操作できる事。

(2)ハンドルバーにマウント出来る事。

(3)なるべく防水である事。

(4)iPhoneの出し入れが容易である事。

(5)充電用のケーブルを挿したまま運用出来る事。

(6)オフロードでの使用にも耐えられる事。

で、上記の要件を満たす商品が今回ご紹介するホルダーというわけです。

同じインターフォンが販売している商品にiPhone4専用品があるので都合がいいかなと思ったのですが、私のタイガーに付いているモバイルチャージャーminiUSBを介してDOCKコネクタのアダプターを付けている為にこのiPhone4専用ホルダーに収まらないという問題がありました。
また、キッチリとサイズが決まっている為にシリコンカバー等をiPhoneに付けていると入らない、機種変すると使い回しが効かないという問題もありましたので今回は候補から除外致しました。

さてさて、前振りがやたら長くなってしまいましたが肝心のインプレに入りたいと思います。


・内容物です。少ないパーツで構成されてるのが良いですね。


・取説です。英語表記ですがイラストもあるのでこれで十分問題無いと思います。


・ケース本体です。高130mm、幅63mm、厚25mmまでのスマートフォンに対応しています。シリコンカバーを付けたiPhone4Sを入れてみましたがまだスペースが空いていますね(サイズ的にはiPhone5も入る…?)。止水ファスナーですので小雨程度なら大丈夫でしょう。


・同梱のウレタンシートをケースの中に入れて位置の調整を行います。説明書きには「厚みの違う3枚のウレタンシート」とあるのですが、どう見ても薄いの1枚に厚いの2枚の構成に見えます(汗)。メーカーのミスかもしれませんが薄いのと厚いのを1枚ずつ入れてピッタリになったので見なかった事にしましたw


・ファスナーを閉めました。問題無く収まりました。


・肝心のタッチ操作をテストしてみましたが問題無かったです。フリックも出来ました。


・ケースとブラケットの接続についてです。ケースの裏側にある溝(赤丸部分)にブラケットの接続部をハメてからケースをスライドさせれば固定完了です。「バチン!」とはハマらないのですがグラつき等はありません。


・ケースを取り外す時はブラケットのレバー(赤丸部分)を押しながら取り付けた時と逆にケースをスライドさせると簡単に外す事が出来ます。


・ケースとブラケットはボールジョイントで固定されているのでカラー(赤丸部分)を回して緩めるとケースの傾きと角度(360°)を調整出来ます。位置が決まったらカラーを締めてガッチリ固定しましょう。


・お次はブラケットをハンドルバーに取り付けます。ブラケットの固定部分を広げてハンドルバーを挟み込み、スクリューを手で締め込んで固定します(ハンドル径12〜30mmに対応)。スクリューは小さくて回し辛いのですが結構頑張って締めないと完全には固定出来ません。が、ブラケット自体は樹脂製なのでやり過ぎには注意しましょう


・上の画像にも写ってますが万が一の為に脱落防止用のセーフティバンドを取り付けます。ベルクロで巻き付けて固定します。私は画像の様にクランプの左側に付けてズレ無い様にしました。


・ケースの裏側にはリングが付いているのでそこにセーフティバンドを引っ掛けます。


・ケースに入れたiPhoneにモバイルチャージャーを接続しました。はみ出していますがファスナーをちゃんと閉めておけば問題無いですね(雨の時は取り外した方がいいですが)。


・「ケースに入れたまま操作」とは言いましたがiPhoneの液晶は静電式なので普通のグローブでは操作出来ません。いちいちグローブを外すわけにはいかないのでタッチペンをケースのファスナーに括り付けてみました。タッチペンでも問題無く操作出来ました。


・これにて取り付け完了です。ケースを横向きにした方が見た目的には良いのですが、iPhone自体が縦向きにして運用した方が何かと都合が良い事が多いので、とりあえずはこれでいってみようと思います。


インプレは以上となります。


ブラケットが樹脂製という事で始めは不安もありましたが、いざ取り付けると思った以上にガッチリと固定出来るので確かにこれならオフロードも大丈夫そうですね。
ケースの作りも良いですしサイズに多少の余裕があるので、次の機種変更(iPhone5Sか?)にも対応出来そうです。
これで今までiPhone用に取り付けていたタンクバッグが必要無くなったので、次はマップル用に具合の良さそうなタンクバッグを探してみようと思います。

最後になりますが一点注意したい事があります。
こちらの製品は今回私が購入したハンドルバー用の「SMSP」と、ハンドルバー以外に取り付けるバンド付きの「SSCSP」の二種類がありますのでご自分の用途に合わせてご購入下さい。



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