サイドスタンドエクステンションに続きツラーテックジャパンに行った際に購入した、ウインドスクリーンアジャスター+ナビアダプターセットをご紹介したいと思います(これも気になる社外パーツで取り上げた商品です)。
こちらの商品はその名の通り、スクリーンの調整機構とナビ用のステーを一緒にした内容となっています。
二つのパーツが一緒になっているのでちょっとお得な感じがしたりしなかったりします。
・構成パーツ一覧です。実は足りないパーツがあったりしますがそれは後ほど…。
・取説表。相変わらず説明文は無く絵だけです。
・取説裏。以下略。
さて、これからパーツの取り付けに入っていくわけですが、当初は1時間程度で組めるだろうと高をくくっていました。
が、いざ始めてみるとそうも言ってられない事に…?
・まずはパーツのメイン部分を仮組みします。ちなみに灰色のナビマウントの棒は2箇所ある穴の好きな方に固定していいようです(高さが代わります)。
・タイガーの方も下準備。スクリーンのサイド部分を固定しているステーをはずします。
・そのステーを固定しているボルトに一箇所だけトルクスを使用している部分がありますのでトルクスレンチを用意します。
・これでスクリーンを支えているのが画像の箇所だけになります。ここはサイドが固定されていないとスクリーンが上下にプラプラと動く機構になってます。
・次はメーター下にあるボルト2本を外します。このボルトはそのまま使用しますので注意。
・さきほど外したスクリーンのステーの部分にナビマウントのステーを代わりに取り付けていきます。一箇所だけ作業し辛い場所(画像中央にチラっと見えてるボルトです)がありますので注意を。また、各箇所のボルトの本締めは完全に場所を決めてから行いましょう。
後はスクリーンアジャスターのステーを取り付けて終了となるはずだったのですがちょっとした問題が起きました。
スクリーンアジャスターの仕組みはアジャスターを緩めてスクリーンのステーを動かしスクリーンを好みの角度に変えられるというものなんですが、そのアジャスターを固定するボルトがどうも変な事になっていました…。
上の画像ですが右のボルトが正しいもので左のボルトがダメなものです。
どういう事かと言いますと、赤丸で囲っている部分をよく見てみると右の方は台形の様な形になっているのに対し、左の方は四角になっていてサイズも少し大きく見えます。
スクリーンの角度調整時はこのボルトを緩めてステーを上下させるわけですが、画像の左の様になっているとボルトが稼動部の溝に引っかかってしまい正しく上下に動かせなくなってしまいます。
加工ミスなのか何なのか分かりませんがこのままでは使えませんので、仕方が無くダメなボルトの引っかかる部分をヤスリで削る事にしました…。
…余談ではありますが私がビューエルのXB12Rに乗っていた時の話です。
ジャーディンのスリップオンを購入した所、サイレンサーを吊るすステーの穴やアンダートレイを固定するステーの角度が全然違っていました。
その時もずれた穴をヤスリで削って拡張したり、ステーをハンマーで叩いて適正な位置にしてやったりという作業があったりしました。
アメリカ製のパーツがそういうケースが多いというのもありましたが、今回の様な場合も、「まあ、海外のパーツだし仕方がないか」と半ば諦めて対処するという謎の耐性がいつの間に付いていました。
話は戻りまして、ヤスリをゴシゴシする事30分位で何とかまともにアジャスターを動かせる用にボルトを加工する事が出来ました。
・件のボルトを車体側から入れ、スペーサーを挟んでからアジャスターでステーを固定します。ちなみにこの記事の最初の方に書いた足りないパーツはここで使用するワッシャーでした(手元にあった物で代用しました)。
・最後にスクリーンのサイドをアジャスターのステーに固定します。
・完成しました!
早速スクリーンアジャスターを動かしてみました。
・一番倒した状態です。もうちょっと倒れそうですがナビマウントに接触してしまいます。
・一番起こした状態です。ノーマルよりかなり立ってますので防風性能は高そうです。
終わってみれば4時間近く作業してましたが何とか取り付け完了しました。
難しい作業ではありませんでしたがヤスリの出番があるとはおもいませんでした(問題のボルトは個体差があると思いますので購入したら要確認ですね)。
とりあえずスクリーンアジャスターは一番起こした状態が見た目もいいし効果もありそうなのでそれで様子見したいと思います。
もう一つの機能であるナビマウントに関してはまた次回にご紹介します。