2012年も残り僅かとなりましたが、今回は題名の通りフロントフォークのアウターチューブガードの自作に関して書こうと思います。
「そもそもアウターチューブガードって何ぞ?」って方もいらっしゃるかもしれませんのでご説明しておくと、読んで字の如くフロントフォークのアウターチューブを跳ね石等からガードするものです。
ステッカーの様に貼るタイプからネオプレーン等のカバーを被せたりといくつか種類があったりします(同じようにインナーチューブガードってのもあったり)。
そのアウターチューブガード自体はKTMの640アドベンチャーに乗っていた時にも純正オプションで安く出ていたので見た目+機能性で付けていたのですが、タイガーもダートを走るのでまた付けたいなと思っていた次第であります。
当初はタイガーのアウターチューブに合うサイズ(φ45)の汎用品でいいかと考えていたのですが、どうもそれっぽいのが見つからなかったのでどうしようかと悩んでいたところ、たまたまトライアンフ宇都宮の店頭に置かれていたキジマ製のダイノックフィルムが目に入りました。
・こちらがその商品です。所謂カーボン柄のシートですね。裏側は両面テープになってます。
・広げるとこんな感じです。海苔みたいですねw
お値段もお安く加工も簡単そうなので、これを利用してアウターチューブガードを自作してみる事にしました。
・まずは適当な紙を用意し、実際にアウターチューブに合わせて型を作ります。
・次に型紙をシートに合わせて切っていきます。本来ならシートの台紙裏に型紙を合わせて線を引き、それに合わせてデザインナイフ等で切るんでしょうが今回は面倒なのでそのままハサミで切りました。我ながら酷いと思いますw
・こちらが切り取ったものとなります。当然2枚用意するわけですがシートはもう1枚作れる位余りが出ました。
・それをアウターチューブに貼付けていきます。シート自体は意外と固め(パリパリ)なのでドライヤーの熱風で炙りながら作業するとやり易いです。事前に油分や汚れを取っておくのをお忘れなく。
・あっという間に完成しました!!
以上が作業内容です。
そこそこ頑丈に貼り付き(剥がすのは簡単です)、小石程度なら問題なくガード出来るレベルだと思います。
見た目もカーボン柄によって足下が引き締まった印象になりました。
「カーボン柄はちょっと…」という場合は用品店でよく見る透明の保護シートを代わりに使用するのもいいと思います。
また、ワンポイントでメーカーのステッカーとか重ねて貼ってみてもいいですね。