「北海道ツーリング2018」6日目

こんにちは、雪風です。
段々と涼しくなってきて秋っぽくなってきましたね。


さて、ちょっと間が空いてしまいましたが北海道ツーリングの6日目、8月17日の模様です。

前日は帯広のJRインで一夜を過ごしましたが、本日はここから襟裳岬に向かって走っていきます。


・5時半に起床。ようやく雨が止んでくれました…。


・ホテルで朝食。朝から豪華だ。


・そして出発。



帯広市内を走行中。路面も殆どドライですね。



・帯広を出てからは道道15号を南下し続けます。雨が降ってないって素晴らしいw


・で、道中で副社長さんが見つけたスポット「丸山展望台」。道道15号の脇にチラッと看板が見えるだけなので見過ごしてしまうレベルです。


・狭くて急な坂を登っていくと展望台に到着。奥に見えるのが展望台です。目の前の設備はNHKのものだった様な気がします。


・丸山神社もありました。


・展望台から忠類方面を臨む(中央の直線道路が国道236号)。雲がちょっと多いですが非常に良いパノラマでした。


・給油後、「道の駅ちゅうるい」に到着しました。


・忠類はアイヌ語の「チュウルイベツ(急流の意味)」から来ているそうです。


・北海道限定デザインぽい缶コーヒーを思わず買ってしまいましたw


・そして、忠類はナウマン象の化石が見つかり日本で初めて全身骨格の復元に成功した事からナウマン象を強く推しています。


・道の駅の中に「忠類ナウマン象記念館」があります。


・記念館では忠類におけるナウマン象の化石発掘に関する沢山の資料を見る事が出来ます。


私見ですが北海道全域に生息していたナウマン象の化石が、忠類で多く発見された理由は地質に大きく関係しているんじゃないかなと思いました。北海道は大きく東西に分けた場合、西の土壌は作物の栽培に向いており、逆に東はそうでない土壌になっていると思います(前回の栃木の件もそうですし、実際に道東に来ると畑より牧場の割合が非常に多いです)。そういった地質の差等が色々と作用して化石の保護に繋がったのかなあと感慨に耽って眺めておりました。


インスタ映えしそうな一枚が撮れましたw


道の駅ちゅうるいを後にし襟裳岬に向かう前に、太樹航空宇宙実験場の側にあるダートを走ってみる事にしました。


国道336号から海に向かって走って行くと農道っぽいダートがスタート。画像の右手に実験場の滑走路がチラッと見えています。


・海沿いのダートに出てきました。素晴らしい眺めです。


・とりあえず北側に向かってみると砂利から土に変わりました。荷物積んでるし今回はパスって事でUターンw


・南に向かうルートは終始、締まった砂利で非常に走りやすいです。アップダウンとコーナーはほんの少しで太平洋を横目に疾走出来ます。


・数kmのダートですがあっという間に終点。Uターンして何往復もしてしまいましたw


・非常に良いロケーションなので副社長さんにそれっぽい一枚を撮影して頂きました。


・フラットダートを満喫した後は国道336号を南下して襟裳岬に向かいます。この辺りは海沿いの長いトンネルを出たり入ったりするんですが、その時の温度差でGoProのハウジングが曇ってしまいました…。


・黙々と走っていると、いきなり道端の茂みから何か飛び出してきました…!?


・なんとキタキツネでした!普通に轢きそうになってビックリしました…。


道道34号沿いにある百人浜の展望台に来てみました。徒歩でしか入ってこれないので、道路沿いの大きい駐車場を利用しました。行った時は気づきませんでしたが、この「百人浜」という名前には悲しいエピソードがありました。詳しくはこちらで。


・この辺りは昔、緑が生い茂る原生林でしたが伐採等で砂漠化し周囲の環境に甚大な影響を出してしまったそうです。緑化事業により復活を果たしたのですが、ここまで緑を取り戻すまでには非常に困難な道のりだったそうです。画像奥に見える悲恋沼に関するエピソードはこちら


・展望台にはノートが置いてあったのでしょうもないメッセージを残しておきました。


・13時頃に襟裳岬に到着。駐車場が斜めっている上に風が強い日が多い様なので(この日はたまたま風が弱かったです)バイクの駐車方法は気を付けた方がいいみたいです。


襟裳岬で副社長さんの後輩君(飛行機で北海道に来てからレンタルバイク!)と待ち合わせとなっていたのですが、まだ時間があったので先にお昼ご飯を頂く事にしました。


・ウニ丼がお高かったので2人ともイクラ丼を注文。蓋を開けるとお値段の割にイクラが少なかったです。お椀が大きかったんですがご飯も少なかったです。正に観光地価格w


・昼食後、後輩君と合流し襟裳岬を眺めに行きます。


・灰色の空も良い味を出している様な気もします。


・「風極の地」ってネーミングがカッコいいですね。風が強い日は本当に立っているのも辛い位になるそうです。


船越英一郎のドラマのラストに出てきそうな断崖絶壁です。


・画像を眺めてると遠近感がおかしくなりますが、結構な高低差があります。突端まで歩いていけるので目指してみます。


・文字通りの襟裳岬突端です。シーズン中はここに訪れるアザラシも眺める事が出来るみたいです。


襟裳岬を後にし今夜のキャンプ地を目指します。道中のセイコーマートで買い出し中。画像のNC750Xは後輩君のレンタルバイクです。


・16時に「親子岩ふれ愛ビーチキャンプ場」に到着しました。たまたま帰りがけの管理の方が目の前にいたのでそこでお金を払いました(管理の方は常駐はしておらず、夜〜朝は巡回してるみたいです。チェックインが遅くなり受付をしていない場合は、後で声かけに来ます)。


・様似町指定のゴミ袋。キャンプ場の料金に込みだったかちょっと忘れてしまいましたが、燃えるゴミはこれを利用します。


・受付済みの目印としてこれをテントに付けておいて下さいと渡されました(これの有無で声かけしてたっぽいです)。紐が付いていたんですが速攻で千切れましたw


・ひっくり返すと「アポイ山麓ファミリーパークキャンプ場」になりました。管理が同じなんでしょうが使い回ししてるみたいですね。


・ここでゴールなので本日の走行距離。帯広から襟裳まで殆ど真っ直ぐ走ってただけな気もしますが距離はそこそこ有りましたね。


・明るい内にちょっとキャンプ場内を見学。トイレはちゃんとしたものがあります。


・立派な屋根付きの水場が有ります。


・水場の奥にゴミ捨て場が有ります。資源ゴミは分別してゴミ箱に入れます。燃えるゴミは奥の箱に先ほどの指定のゴミ袋に入れてから捨てます。


・サイトはそれほど大きくありませんが比較的整備された芝で良い感じです。ペグダウンも問題無し。


・砂浜を目の前にして張れるのはポイントですね。


・ビーチの名前にもある「親子岩」。


・設営完了。撮影時は気付きませんでしたが虹も架かって何だか凄い画になってますねw


セイコーマートで買ったソフトカツゲン。これで北海道3度目ですが初めて買いました。北海道限定なのは普通に勿体無く感じる美味しさでした。


・で、北海道限定のサッポロクラシックを買ってみました。普段から私は酒を飲まないのですが、今回はようやく晴れてくれた北海道の空に感謝しての一本という事で思わず買ってしまいましたw(ちなみに、最後に飲んだのは4年前のサハリンのガガーリンホテルのウォッカ1ショットです。20代最後の夜をサハリンで過ごしたのは絶対に忘れません)


・そうこうしていると日も落ちて、昼と夜の境界線に影だけ映る親子岩が幻想的な雰囲気を醸し出していました。


・今夜はビールとつまみをメインにしたので、主食は北海道序盤で余ってパニアに放り込んだままのペンネを茹でたのみです。


・北海道最後の夜に好天の中キャンプが出来て非常に良かったです。後輩君は別の場所に宿を取るという事で、飲まずに一旦、ここでお別れとなりました。


7日目に続く。



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