初冬の奥久慈ツーリング

こんにちは、雪風です。

朝方の気温が氷点下に迫る日もあり、いよいよ冬の様相を呈してきました。

 

さて、今回は先週の日曜日に副社長さんと茨城県の奥久慈辺りを走ってきたお話です。

 

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・当日は朝8時に道の駅しもつけに集合となりました。自宅を出る時点で9℃程度の気温でしたが、問題無く一発始動してくれて一安心です(朝一の始動が一番不安なタイミングだったりw)。

 

しもつけを出発してからは茂木方面に向かって走り出しましたが、右へ左へと結構寄り道をしながらの道中となりました。

 

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・11時くらいに道の駅常陸大宮に到着。トイレ休憩に立ち寄った程度でしたが、直売所など利用者でごった返しておりました。

 

 

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・国道118号から脇道に逸れて狭い山道を登っていくと「休場(やすんば)展望台」の駐車場に到着しました。

 

 

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・駐車場のすぐそばに展望台に至る道が有ります。ちなみに駐車場を過ぎて更に行くと「籠岩展望台」に辿り着く様です。「奥久慈男体山の南に連なる山で、湯沢峡にそびえる岩壁は、集塊岩が長年の風雨によってえぐられ、ちょうど籠の目のように見え、名前の由来もそこからきています」との事。

 

 

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・展望台では長福山や奥久慈男体山が一望できるパノラマが広がります。

 

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・展望台を更に登った先は行き止まりですが、意味有り気なベンチが一つだけポツンと置いてあります。

 

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・道中も割と酷道だし、そこそこな穴場っぽいからここでお湯沸かしてカップラーメン食べるのも良いなあとか考えてたら団体山が二組ほど登ってきてお弁当を広げておりました。意外とみんな考える事は同じなんだなあとw

 

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・紅葉の色付きも良い具合でした。

 

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・休場展望台を後にし、蕎麦を食べに「大円地(おおえんじ)山荘」に来てみましたがお昼時という事もあってか大変混雑しており、「1時間半くらい待つかも」とお店の方に言われてしまったので今回は退散する事に…。

 

・大円地山荘近辺を走るのが「奥久慈パノラマライン」というそれっぽい名前の道なんですが、何だかパノラマって感じのしない狭い舗装林道でちょっと拍子抜けでした。まあ、バイクで走る分には悪くは無いですが…。

 

 

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・予定を変更して、副社長さんが以前来た事があるという常陸大子駅の駅そばを食べに来ました。

 

 

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・敷地内にはC12型機関車が展示されています。

 

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・お目当てのお店がありました。こちらは問題無く蕎麦を頂けそう。

 

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・食券方式でした。天ぷらは既に品切れという事だったので今回は月見そばを大盛りにしました。けんちんそば(うどん)を注文されているお客さんが多かった印象です。

 

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・店内のカウンター(椅子有り)以外に外のテーブルでも食事出来ます。良い意味で普通の駅そばって感じでしたね。大盛り450円でまあお安い方かなあと。

 

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・駅そばを堪能した後は本日最後の目的地、「栃原金山跡」に到着。ここはその昔(江戸時代)、佐竹藩の隠れ金山だったものですが、昭和に入ってからは東洋金属鉱業が採鉱を行っていた場所です。金の価格低迷やら何やらで廃山し今に至るとの事です。末期は観光業もやっていたらしく、画像後方のアーチらしき骨組みも昔は観光客を歓迎するオブジェだった様です。

 

・ちなみに国道461号からここに至る「アップルライン」は非常に「良い感じ」のワインディングでオススメです。

 

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・鉱山事務所跡。外観は何とか保っています。観光業をやっていた時は入山受付もここで行っていた様です。

 

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・昔は金鉱石や「夢の砂」(砂金の事ですかね?)がお土産として売られていたそうです。金粉入りの「金山水」なるペットボトル入りの水も売られていたとかw

 

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・事務所を過ぎるとすぐにダートが始まってしまいました。そこまで酷い路面状態ではありませんでしたオン車は止めた方が良いですね。画像の後方に鎮座するのはクラッシャー(坑道から運ばれた鉱石を砕く機械)場跡です。左のホッパーに運ばれた原石がコンベヤーで流れていく感じでしょうか。

 

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・まだ道が続いていますが今回は引き返す事に。この先に抗口がある様です。

 

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・今回はダート走る予定はありませんでしたが、こういうシチュエーションでもとりあえず入ってしまえるのがアドベンチャーバイクの良い所ですかね。

 

栃原金山を後にし、沈む夕日と共に帰路に就きました。

 

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・帰りも下道オンリーでしたが早めに帰ってこれました。

 

以上、奥久慈ツーリングの模様でした。

奥久慈や大子の辺りはそこまで交通量も多くなく、快走出来るワインディングも多いのでライダーとしては気持ちの良い場所ですね。

 

…余談ですが、次回のツーリングから旅先にお目当ての食事など無い場合は現地の駅そばを適当に味わうのも良いかなあとか企んでいますw