インターフォンF3MCを手に入れました!

こんにちは、雪風です。
季節の変わり目なので仕方がないですが雨の日ばかりで嫌になっちゃいますね…。


さて、タイトルにもある通りセルラーラインの「インターフォンF3MC」を手に入れました。タダで。



…もちろん合法的にですよ?



ことの始まりは1ヶ月程前の林道ツーリングまで遡るのですが、前日にインターフォンF3XT(以下F3XT)の充電を行おうと充電プラグを差し込むと、本体のLEDが充電完了を知らせる緑色に発光していました。
頻繁に使用しているわけでもないので充電は使用前や気が付いた時だけだったのでこれはおかしいと、何度かプラグを抜き差ししたりもしてみたのですが状況は変わらず…と言うか、本体のボタンも応答しなくなっておりました。:(;゙゚'ω゚'):

これはいよいよダメだと購入元のwebikeに問い合わせてみると、「メーカー(ここでは日本代理店のトーヨー産業)に検品を依頼するので本体とマイク一式を送って下さい」と事でしたので着払いで送付し返事を待つ事に。
お盆も挟んでいたので少し時間が掛かりましたがwebike経由で届いたメーカーからの回答には「マイク側が何らかの原因によりショートを起こし、その際に異常な電流が本体側に流れて故障したものと思われます」と書かれておりました。
マイクの保証は3ヶ月しかないので有償修理(4,000円位)となりましたが、本体の保証は2年間ありましたので無償修理となりました。
で、その際に交換するF3XTが廃盤となっていたので現行型のF3MCを頂ける事になったわけです。


・こちらが返送されてきましたF3MCとマイク一式です。F3XTとの違いはロゴとセンターボタンの色くらいでしょうか。


・充電方法も同じですのでF3XTで使用していた周辺器機もそのまま使えます。


・ヘルメットに取り付ける為のベースももちろんそのまま使用できます(ヘルメットに取り付ける方法等はこちらをご覧下さい)。


・タイガーに装備しているナビ「zumo660」とのペアリングを再び行いました。ペアリングに関する手順は変更も無く簡単です。


・ペアリング完了。これでzumo660からのナビ音声やMP3再生、更にzumo660を介しての通話も行えます。


余談ですが上記の「zumo660を介しての通話」について。

私はiPhone6PlusをF3MCにではなくzumo660にペアリングして運用しています。
これは携帯電話に着信があった際にzumo660の画面上でもタッチパネルで応答操作が行えるという点もありますが、zumo660でMP3再生を行いたい場合に携帯電話とF3MCを同時にペアリングしてしまうとプロファイル(A2DP)の競合が起きてしまい同時接続が行えなくなってしまう為にこの様な方法をとっています。


【接続イメージ】

F3MC ←→ zumo660(ナビ音声・音楽再生) ←→ iPhone6Plus(通話)


「ナビと音楽再生、通話もスマホで全部やるよ!」という方はF3MCとスマホを直接ペアリングすれば通話や音楽をプロファイルを自動で切り替えながら再生してくれるので何も問題は無いんですが、逆に私はzumo660で全てを完結させたいのでそういった回りくどい接続になっています(zumo660はグローブで操作も出来るし天候にも左右されない堅牢性があるので…)。


後は気になるF3XTとF3MCの変更点を取説を見比べながらまとめてみました。

・150種を超える音声で機能や状態を読み上げてくれる音声ガイド機能が搭載。日本語もありますが、非常に怪しげな電子音声です(所謂「ゆっくりボイス」より酷い)。とは言え、バッテリーやペアリング状態等を知らせてくれるのはかなり便利ですね。

Bluetoothが「Ver.2.1+EDR」から「Ver3.0」になりました。Ver2.1との差は色々ありますが、F3MCを運用する上では多分、関係無いと思われます(消費電力が下がっているんですが取説上では稼働時間に変化無いので何とも言えません)。

・他社性インターコムとの接続が行える「エニーコム機能」が追加。機能制限や相性がある様ですがこれで他社製品のインターコムとの接続が出来る様になりました。

・「ソングシェアリング機能」が追加。これはタンデム程度の距離でしか運用出来ないそうですが、自分がF3MCで聴いている音楽をペアリングしているもう一つのF3MCにも流せる機能です。これでタンデムしている二人で同じ音楽を楽しむ事が出来ますね。

AGC(オートゲインコントロール)が2WAYに進化。走行状況によって音量調整を行うAGCという機能は元々あったのですが、これが「フルフェイス用」に「ジェットヘルメット用」の二つを選択出来る様になりました。


追加された機能はこの程度だと思います。
上位機種(F5MC等)では一度切れた接続を自動でやり直す「オートリコネクション機能」もあるのですが、それにしてもかなりの進化ではないでしょうか?
気のせいかもしれませんが、MP3再生時の音質が良くなった様な気もします…が、多分、気のせいですw



以上、インターフォンF3MCについてでした。
修理に対応して頂いたwebikeさん、トーヨー産業さんありがとうございました。

そして、最後に一言。



保証書はちゃんと保管しておきましょう!


これに限った事じゃないですが、いざという時に重要です。


(追記)ネット通販でインターフォンを購入する場合、「トーヨー産業が扱う正規輸入品」しか保障が受けられない様です。webikeではもちろん正規輸入品でしたが、通販で購入される際は注意して下さい。


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