SSTR2022参戦記

こんにちは、雪風です。

気温が30℃に迫る日も多くなり、徐々に夏の気配が近付いてきましたね。

 

さて、今回は5月28日に参加してまいりました「SSTR2022」の模様をお伝えしたいと思います。

初参加となった一昨年から今回で2回目となりましたが、今回は私1人での挑戦となります。

 

sstr.jp

 

・事前にゼッケンをペタり。定員数8,881人らしいので数字も大きいです。

 

・今回は記念すべき10周年という事でプレミアムな金色モチーフなんでしょうかね。

 

SSTRのルールを簡単に確認しておきますと…

 

  • 日の出と共に日本海側の任意の海岸を日の出時刻以降にスタートする
  • 運営が選出した「指定道の駅」に最低1ヶ所必ず立ち寄る
  • 道の駅やSA/PA等に立ち寄って「立ち寄りポイント」を15ポイント以上獲得する
  • 「千里浜なぎさドライブウェイ」に日の入り時刻までにゴールする

 

上記4つがSSTRにおける完走条件となります。

他にもボーナスポイントとかあったりましますが、これだけ押さえておけばとりあえずイベントは成立します。

 

さて、まずはスタート地点ですが前回のお台場から大幅に変更となりまして、今回は福島県は「いわき市」に決定しました。

 

・余談ですが、ルートの選定はスタート2日前にようやく行うという体たらくでした。ご覧の様に紙に大体のルートを殴り書きして、後は流れでっていう感じで割と雑ですw

 

28日当日は午前0時50分頃に自宅を出発し、「国道50号国道6号」という何の面白味も無い脳死ルートでいわきを目指しました(終日晴れ予報なのに雨に降られる一幕もありました)。

 

・4時前に北茨城のコンビニで小休止。東を眺めると既に空が白み始めてきました。

 

・5時前にいわき市の「塩屋岬」に到着しました。遠くに灯台が見えます。

 

 

・今回も日の出をちゃんと拝んでからスタート出来て一安心。

 

・既に200kmほど走行しており、普通のツーリングでは折り返しても良い距離なんですが私のSSTRはここからスタートです。

SSTRシステムでスタート地点を登録後いよいよスタート。まずは給油を行ない、いわき中央ICから常磐道に乗りました。

間も無くいわきJCTから磐越道に入り、磐梯山SA(1P)と新鶴PA(1P)と立ち寄りました。

あれよあれよと新潟まで走り続け、三条燕ICで降りてから燕市にある道の駅国上に向かいました。

 

・道の駅国上(2P)にて。この時点で9時半。自宅から480kmほど走っておりました。ちなみに道の駅は現在改装中で施設の利用はほぼ出来ない状態でした。

日本海側に出て国道402号〜352号と走っていきました。

 

・道の駅天領の里(2P)に到着。この辺りからSSTR参加者も結構見かける様になりました。

 

・駐車場のすぐ目の前が海というなかなかの好立地。

 

・海を眺めながら小休止。

 

天領の里を後にし、ここからは国道8号をひたすら追いかけ続ける事になります。

 

国道8号では飽きるくらい、ずっと日本海を横目に走り続ける事になりました。交通量もそれほど多くは無く快走出来ました。

 

ここから上越市にある道の駅あらい(指定道の駅)を目指す訳ですが、途中で高速を少し使おうと思ったらスマートICの入り口を間違えて元来た方向に走ってしまい同じ道を二度走る羽目に…w

大潟PAで1Pだけ取りつつ、結局下道で道の駅あらいを再び目指す事にしました。

 

・道の駅あらい(3P)にて。指定道の駅が取れたので後はゴールまで道の駅を拾いながら走れば問題無しです。

 

再び国道8号に戻り、同じく上越市にある道の駅うみてらす名立に向かいました。

 

 

・道の駅うみてらす名立(2P)に14時頃到着。自宅から639km。少し休憩です。

 

ここからまだまだ国道8号を走り続け、道の駅越後市振の関(2P)をワンタッチ、その後富山県に入りました。

 

 

・17時頃に道の駅カモンパーク新湊(2P)に到着。これで合計ポイントが16Pになり条件の一つを達成しましたので、後は千里浜を目指すだけとなりました。

 

 

新潟からずっと追いかけてきた国道8号に別れを告げて、国道160号、415号、159号と走っていきどんどん千里浜に近付いていきました。

この辺りで既にゴールして引き返してくる参加者とすれ違う事が多くなってきましたが、シーズン中の北海道ばりに皆さん手を振ってくれるので何だか嬉しくなってしまいましたw

 

・18時過ぎに千里浜の目と鼻の先まで来たのですがここでまさかの大渋滞。事前に運営からメールが来ていたのですが、高潮と風の影響で千里浜が一部を除き通行止めに。走行区間が極端に短くなってしまったのと、参加者が集中してしまった為かこの様な事態になってしまった様です。

 

・千里浜ICからレストハウス前までの800mを走行する事になりました。

 

・大渋滞を乗り越えて何とか千里浜に到着。30分以上渋滞にハマっていましたが、日の入りまでには間に合いました。

 

・走行距離はピッタリ600km。16ポイント獲得し、18時57分に無事ゴールとなりました。

 

・スタートからゴールまでのルートはこの様になりました。東から西へ見事にワープする形となりました。

 

・と言うか、千里浜に入ってからも渋滞は続いておりましたw

 

・ゴールしたライダーたちを花火でお出迎え!

 

・そして、ゴール後に受付を行う為にすぐ近くの教習所に誘導されました。

 

・教習所のコースがバイクで凄い事にw

 

・教習所から少し歩いて会場に到着。受付で先ほどのゴール画面を見せると…。

 

・トートバッグ、フィニッシャーズバッジ、焼印入りの丸太、そしてポカリを記念品として貰う事が出来ました。

 

…さて、SSTRに限らずツーリングに来た以上は帰らないといけません。

 

この時点で20時近かった訳ですが、今回は宿もキャンプ場を確保しておりませんでした(予約が取れなかったというのもありますが、実は翌朝用事があったので自宅に帰る必要がありました)。

家に帰るまでがSSTRという事で、気合を入れ直してまさかの日帰りSSTRの復路スタートとなりました。

 

給油後、能越自動車に乗ってから北陸道に入り、とりあえず新潟方面に向かって走っていきましたが…。

 

・22時前に有磯海SAに到着し小休止。この時点で自宅から912km走行していました。

 

 

休憩後、再出発しようとしたのですが「あ、これちょっと止めた方がいいかも…」といった感じの眠気やらが襲ってきました。

流石にここで強行するのは止めようと思い、SAの端っこにあったベンチで短時間だけアラームをセットして仮眠を取る事にしました。

 

何やかんやで1時間くらい寝てた様な気もしますが、これでかなり体が楽になり再出発。真っ暗な北陸道をひたすら走り続けていきました。

 

上越JCTから上信越道に入り、長野方面に向かっていきましたがこの辺りでかなり気温も下がり一時は11℃辺りまで下がったのを外気温計で確認しました(昼間は軽く20℃超えてたので余計に寒く感じましたね)。

寒さと眠気を気合で振り払いながら走り続け、2時半頃に横川SAに到着しました。

 

 

・横川SAにて。ここまで来てしまえば後少し!

 

横川SAで最後の休憩を取っていると、途中でSSTRのゼッケンを付けたバイクが2台入ってきました。

聞いてみると私と同じ様なノリで、お二人とも直帰しないといけないそう(家は東京方面との事)。

お一人は眠気がピークだと言う事で仮眠を取る事になったので、もうお一人の方とタバコを吸いながら色々とお話をしたのですがこれが刺激になって眠気も結構落ち着いたりしました。

最後はお互いに励まし合いながら別れを告げ、自宅まで最後の走行を開始しました。

 

・そして、4時14分に遂に自宅に到着。富山からギリギリ無給油で帰ってこれました。スタートから27時間、1,267kmの弾丸SSTRはこれにて終了となりました。

 

・今回の総走行ルートはこの様になりました。特に言う事もありません。控えめに言ってアホですw

 

…と言う事で、SSTR2022参戦記は以上となります。

 

一昨年はコロナの影響もあってフリー開催となり、参加するライダーがかなりバラける形となった訳ですが、今回は5月21日、22~27日、そして私が走った28日と一度に走るライダーの数が大幅に増えて本来の形に限りなく近付いたのではないでしょうか。

 

記事をご覧になって頂ければ分かります通り、今回はかなり限界に近いルーティングをしており正直、0泊2日は無いなと思いました(そもそも、当日下道でいわき市スタートという時点でちょっとどうかと思いますw)。

 

まあ、とは言うものの、終わってみればこれが結構達成感もあるもので、必ずしも全部が失敗だったという訳でも無くこれはこれで良い経験だったかなあとも思っていたりします。

 

そして、次は参加するのかなあとか考えていた矢先、以前ツーリングでご一緒したみずにーさんからTwitterで「来年ご一緒しましょう!」とお誘いを頂いてしまったので、来年も滞りなくSSTRが開催される事となれば引き続き参加する事になりそうです(もちろん、次回は現地で一泊しますw)。